「痛いの痛いの飛んでけ~」はプラシーボ効果?
子どもの頃、誰もが一度はやったことのあるおまじない「痛いの痛いの飛んでけ~」には痛いのが飛んで行ったと思わせることで本当に痛みが消えるプラシーボ効果があるのではないか?6月7日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、ジャーナリストの青木理、タレントのバービー、西川あやのアナウンサーの3人がおまじないとプラシーボ効果について討論した。
西川「おまじないって本当に効果があるのって思う方多いと思うんですけど、サイエンスライターの佐藤健太郎さんはご自身のコラムで『痛いの痛いの飛んでけ~』といったおまじないはプラシーボ効果の範疇に含めることができると言っています。プラシーボ効果とは、あるものを本物と信じこませることで精神的、身体的に効果がみられる現象のことです。『痛いの痛いの飛んでけ~』は痛いのが飛んで行ったと思わせることで本当に痛みが消えるというプラシーボ効果が得られ、結果的におまじないの効果が出ていることになるんだそうです」
青木「なかなか説得力がある。僕もなるほどと思ってしまったところが悔しい」
西川「子どもの頃、そうでしたよね?」
バービー「飛んで行った気がする」
西川「この番組では、世の中にある全てのおまじないはプラシーボ効果に通ずるのではないかと考え、一般的なおまじないをいくつか抜粋して考察してみました」
バービー「スゴい仮説を立てましたね」
西川「例えばミサンガ。ミサンガが切れると願いが叶うということで、部活動で揃いのミサンガを付けたりしましたよね。これは絶対に願いが叶うんだと思い込むことで自分の願いに向かって、より一層努力するようになっているのではないでしょうか。部活動の練習が辛くても揃いのミサンガが視界に入ることで『もう一本走ろう』って思わせる効果があるんじゃないですか?」
青木「ミサンガってなかなか切れなかったですよね。切れないから無理やり切っちゃったりしてね」
バービー「汚くなるんですよね」
西川「あと、やかんにハチマキを巻いて『やかん様、やかん様、〇〇を探して下さい』ってお願いすると探し物がみつかるというおまじない。これはやかんに頼るほど自分はピンチな状況なんだと思い込むことで、おまじないを唱える前よりも必死で探すのではないでしょうか?」
青木「これは無理やりっぽいよね。やかんに頼るようになるなんてオレおしまいだと思って余計がっかりきちゃう人のほうが多いんじゃないかと思うけど…」
この他にも番組では色々なおまじないはプラシーボ効果に通ずるのではないという仮説を立て考察しています。もっと知りたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。
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