大竹まこと、福島復興の難しさと原子力発電所の稼働について語る
6月6日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティでタレントの大竹まことが、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、東京電力福島第一原発事故関する記事を取り上げた。
岸田文雄首相が5日、福島県葛尾村を訪れ、村の帰還困難区域の一部に出されている避難指示を12日に解除することを村民に報告したことを受け、大竹は「前から避難指示解除になるところは何か所かあって、そこに住民がどれだけ帰宅したとかいう統計とかも出てたけど、まぁそんな多くの人数が戻ってるわけじゃないことは今までの数字でも明らかですよね。だから指示が解除されたからこの町がすぐに潤ったり、賑やかになるっていうふうには(いかない)」と復興の難しさを語った。
森永氏も「震災から十一年経つわけですよね、第一歩として帰宅困難地域をすべて解除するっていうのはもしかするとあと十年くらいかかるかもしれない。だから一旦事故が起きるとこれだけ長期に、これだけ多くの人を苦しめるって言うのは我々学習したわけですよね。安全な原発は再稼働って政府は言ってますけど、どこまでが安全でどの原発がどれぐらい危険なのかちゃんと教えてって言ってるんですけど、誰も教えてくれないんですよ」と原子力発電所再稼働の基準がはっきりしない点を指摘。
大竹は「日本にはたくさんの原発がありますけど、それは外から見たら良い攻撃目標になりますよね、米軍基地もそうですけども。そういうことも合わせながら稼働を考えてほしいよね」とまとめた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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