太宰治らが愛したBar“ルパン”マネージャーに、アルピー平子が質問攻め「あちらの方に一杯って本当にある?」
菊池寛、泉鏡花、永井荷風、川端康成、坂口安吾、太宰治、星新一など多くの文豪に愛されたBarが銀座にある。それが、昭和3年(1928年)開業し、今も続くBar「ルパン」だ。
5月30日の「おとなりさん」(文化放送)は、銀座のBar“ルパン”マネージャーの高﨑尚彦さんをお招きし、お店の歴史やBarに関する素朴な疑問にお答えいただいた。
平子祐希「すごいですね、常連の文豪たちの名前が。太宰治をはじめ、いろんな方が」
高﨑尚彦「皆さん、太宰治が胡坐をかいてる写真を見たことあるんじゃないかと思うんですけど、これがルパンで撮影した写真です。これがかなり有名になっております」
文化放送・坂口愛美アナ「なんで文豪が集まるんですか?」
高﨑「すぐ近くに、文藝春秋の建物がありまして、そこで打ち合わせするために作家さんが来られた。あと、新聞社も近くにありまして、記者との打ち合わせで使われたと聞いています」
平子「これだけ歴史あるお店だと、お店の独自のルールはあるんですか?」
高﨑「一番最初に始めた祖母が思っていたのは、1日でも長くお店を続けたいということ。自分たちは食べていければ良いから、そんなにお金をいただくのではなくて、召し上がりやすい値段にするとか、余計な負担をかけないようにチップをもらわないとか、その辺は続いています」
坂口「ドラマでよく見る”私のことイメージして一杯作ってくださる?”、これは言っても良いものですか?」
高﨑「これは難しいですね。正直、バーテンダーも万能ではないので、そう言っていただくよりこういうのが好きなんだけどと言っていただいた方が作りやすいです」
平子「そんなこと言おうとしたの?」
坂口「言ってみたいなと思って」
平子「水出来てきたらどうするの?」
坂口「無色透明ってことですか?って言います」
平子「うわ~、すごいね。後、バーテンダーってシェイクするじゃないですか? あの時、僕らはどうしてたら良いですか?」
高﨑「待っていただくというか、好きにしていただければと思います」
平子「携帯、ポチポチするのも違うなっていう感じで、なんか野暮だなって思われる。シェイクは見ても、嫌じゃないんですか?」
高﨑「バーテンダーはプロですので、見られるのは当たり前に思ってます」
平子「あちらの方から一杯って、本当にあるんですか?」
高﨑「近いことは時々あります。居合わせたお客様同士が盛り上がって、じゃあ一杯ご馳走するよというのは時々あります」
平子「端と端に離れてるあの子にっていうのは?」
高﨑「私の入った半年の間にはありませんでした」
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