高所得者の税率が上がらない理由は? 大竹まこと「お金持ちの発言力が強いってこと?」
5月30日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、日本の公助や税率について、忌憚のない意見がかわされた。
番組内では、東京新聞の社説を紹介。
『政府が折々に使う「自助」という言葉は、「公助」の貧弱化の裏返し』という文面が取り上げられると――
森永卓郎「年金が十分に支払われると分かっていれば、たくさんの貯金はいらないわけですよ。会社が終身雇用だったら、いつクビになるか分からないからと金を貯める必要はない。社会を安定させる必要があるんですけど、高齢化で年金の原資がないのも事実で」
さらに話題は、厚生年金の保険料へ。
森永「保険料って、給料が63万円のところで頭打ちになるんですよ。100万円もらっても、1,000万円もらっても同じ金額で済む。あれっておかしいですよね」
森永さんは「金持ちの保険料は、同じ率で無限に取ればいい」と主張する。
森永「普通のサラリーマンって、収入の40%くらい税金と保険払ってる。年収100億円の人って、20%ちょっとしか払ってないんです。これが日本の現状です」
大竹まことは、岸田文雄総理が主張していた「税率見直し」について触れた。
大竹「やらなくなっちゃったのは、お金持ってる人の発言力がめちゃくちゃ強いってことだよね?」
森永「岸田さんは『アベノミクスを否定して新しい資本主義を』って言ってたのが、新しい演説で『アベノミクスを継承し』って。言ってること違うじゃんって」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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