ZAZYは悔しさをエンジンにさらなる高みへ。「人がやっていないこと」をやっていく
5月26日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)にお笑い芸人のZAZYが登場した。昨年と今年のR-1グランプリで2年連続の準優勝となったZAZY。今年の決勝戦後はやはり悔しさが募ったようだ。
ZAZY「(『R-1グランプリ2022』決勝後)その晩は本当に悔しかったですね。結果が出るまで6:4ぐらいで僕かなと思ったんですけど無理でした」
大竹まこと「票は割れたね。そういうとき、入れなかった審査員は恨む?」
ZAZY「(笑)。悔しさみたいなものはありますよ。でもそれをエンジンにしてやっていければと思っています」
はるな愛「知名度は上がったでしょう?」
ZAZY「ありがたいことに、そうですね」
大竹「お母さんは?」
ZAZY「見ました、みたいな連絡はありました」
大竹「すごく優秀な子なんだね?」
ZAZY「大学行くまで、ずっと勉強していました。高校は智辯和歌山、大学は東京理科大です」
大竹「うわっ、なんで芸人になったの? お母さん、膝から崩れ落ちただろう」
ZAZY「『がんばりや』みたいに言ってくれましたよ(笑)」
大竹「いま33歳。10年ぐらい、世間にそんなに知られず。何かで食いつないでいたわけでしょ? (ほかの仕事で)もっと稼げるのに」
途中でZAZYのネタ披露も行なわれた(番組Twitterにて動画を1週間公開)。フリップを多用したネタで、ラジオを聴いている人はわからない、と笑いつつ大竹やはるなにも好評だった。ネタづくりについてはこんな思いがあるという。
ZAZY「人がやっていないことをやろうっていうのは常にあって。着地したのがここ(独特のフリップネタ)でした。お笑いのシステムをつくろうとすると、もう誰かしらやっているんですよ。偉大な先輩たちが。コピーになったり劣化版になったり、そういうのを避けようとしたら変なことになりました(笑)」
ZAZYのネタはテンポの良さも特徴的だ。音楽も学んでいたのか、という質問にはこう答える。
ZAZY「音楽はまったくやっていないです。だからか、松任谷由実さんやaikoさんといった、アーティストの方に『おもしろい』と言ってもらえることが多くて。やっていないからこそハマったのかな、少しでもしていたら違ったのかな、とは思いますね」
放送では大竹からアドバイスを受け、ZAZYが聴き入る場面もあった。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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