高山一実、知られざるゲームプログラマーの仕事に興味深々
5月26日の「おとなりさん」(文化放送)は、ゲームプログラマーで有限会社MCF代表取締役のまかべひろしさんが出演。意外と知らないゲームプログラマーの仕事について伺った。
まかべひろしさんは1998年に東京コミュニケーションアート専門学校を卒業後、ゲームプログラマーの道へ。2005年に、ゲームを開発・制作する、有限会社エムシーエフを設立すると、携帯電話版『聖剣伝説』を始めとした、様々な作品を手がけ、プログラミング・ゲーム制作に関する著作活動も行っている。
また、アミューズメントメディア総合学院で講師を務めるほか、講演会やメディアへの出演なども行っている。
山田弥希寿アナ「ゲームプログラマーってどんなお仕事ですか?」
まかべ「ゲームってコンピューターの上で動くんですけど、コンピューターがわかるプログラミング言語っていう言葉で設計図を書いたり、命令を書いたりする仕事になります」
山田「Aボタンを押したら、ジャンプするというのを組み込む感じですか?」
まかべ「そうですね」
高山「パソコンに向き合って、打ち込むっていう作業ですか?」
まかべ「打ち込みは半分か4分の1くらいで、考えることが基本、仕事です。皆さんがイメージされているプログラムというと、英単語とか記号がいっぱい並んだ画面を思い浮かべる人が多いと思うのですが、その記号とか英単語を書く作業になります」
高山「1つのゲームを作るのにどれくらい時間がかかるんですか?」
まかべ「ゲームの大きさによって様々なんですけど、半年で終わるものから、長いものですと5年くらいかかったりしますね」
高山「5年後の未来を予測するのは難しそうですね」
まかべ「その時に流行っていそうなものを予測しながらやっていくというのは、企画を立てる時にありますね」
山田「難しいですね。時代の流れは早いですしね」
高山「そもそもゲームプログラマーになろうと思ったきっかけは何ですか?」
まかべ「実はなろうと思ってなったんじゃないんです。小さいころからゲームが好きで、ゲームを作れるプログラムがあることを知って、ただのめり込んでいって、いろんなプログラムを作っていくうちに、いつの間にか仕事になっていったという感じです」
高山「今、ラジオを聴いているゲーム制作者になりたい人やゲーム制作者になりたい子供の親御さんに伝えておきたいことはありますか?」
まかべ「自分の4歳の息子がいるんですけど、親の世代もゲームを遊んできた人たちだと思うので、昔みたいに“ゲームなんて”と無理解な親は少なくなったんじゃないかな?と思います。自分の息子もゲームが好きで、自分が関わったゲームを息子が遊んでくれた時はうれしいです」
高山「お子さん、すごいですね。お父さんが作ったゲームで遊べるっていいな~」
山田「今、想像したら鳥肌立ちました」
高山「今後作ってみたいコンテンツはありますか?」
まかべ「個人的には4歳の息子のためだけにゲームを作ってみたいです」
高山「素敵~、応援してます!」
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