「ラッセンネタ」は斎藤工が大ヒットさせた?芸人・永野の人生を変えたブレイクの真相を明かす

「ラッセンネタ」は斎藤工が大ヒットさせた?芸人・永野の人生を変えたブレイクの真相を明かす

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お笑い芸人・永野さんの「ラッセンネタ」はどうやって誕生したのか?5月20日の「くにまる食堂」ではいつもの奇声とは打って変わった落ち着いた口調で、ブレイクネタの秘密を明かしてくれました。

野村邦丸アナ「ラッセンネタってご存知ない方がいるかもしれない。クリスチャン・ラッセンさんという人が描いたイルカの絵とかが日本でも大ブームになりましたよね。それをネタにしたんですよね。」

永野「♪ゴッホより、普通に、ラッセンが好き~ハイッ!!って言うネタです。」

邦丸「生ラッセン見れた。」(笑)

30半ばまで鳴かず飛ばずだったという永野。「ラッセンネタ」の音楽は、時間が余ったスタッフが遊びで作ったもので、赤いズボンと青いシャツという衣装も、偶然の組み合わせだったという。さらに、2015年に「ラッセンネタ」が大ヒットした影にはある俳優の影響があったという。

邦丸「斎藤工さんという今をときめく役者さんがなんと永野さんのファンなんでしょ。」

永野「そうなんですよ。2013年に演芸パレードっていう番組に出させてもらったとき、ラッセンはまだ完成されてなかったんですが、審査員かサブ司会に駆け出しの頃の斎藤工くんが出てたんですよ。斎藤くんはこのとき「永野さんを早く潰さなきゃいけない」とか、コメントでちょっといじってくれたんです。僕は当時業界のことをまったく分かってなかったので、テレビに出たから「売れた!」と思っていました。」

邦丸(笑)

永野「でもその後本当に何にも仕事が無かったんです。すると2014年にマネージャーから連絡が来て、ドラマ「昼顔」に出てた斎藤くんが、お笑いの短編映画を撮ることになって、最後に出てくる一番面白いラスボス役に永野さんを指名してるって言うんです。現場に行ってみたら本当に斎藤くんが撮影してて「永野さん、演芸パレードで見せたネタをやってください」って言われて。実は斎藤くんが見た以外にもいろんなネタを作ってたんですね。映画って何回も角度を変えたりして撮り直すじゃないですか、自分は他に仕事もないしやる気に満ち溢れてたので、その一つ一つで別のネタをやったんです。そこで披露した一つが「ラッセン」だったんです。」

邦丸「その時はどんな感じのネタだったんです?」

永野「♪ゴッホより普通にラッセンが好き~って、今と同じですが誰にもまだ披露していない状態でした。それで斎藤くんが喜んでくれて、映画の完成を見たらその「ラッセン」が使われたたんです。」

邦丸「ラッセンネタを世に出したのは斎藤工くんの存在が大きかったんだ。」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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