山内マリコが提案、番組でおやじギャグの本をつくる計画が始動?

山内マリコが提案、番組でおやじギャグの本をつくる計画が始動?

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「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、5月16日は「『おやじギャグ』をクリエイティブ!」と称し、山内マリコがおやじギャグを使ったとある計画への意欲を語った。

西川あやの「じつはこのテーマ、山内マリコさんの持ち込み企画です。まずは思いのたけをお願いします」

山内マリコ「何年か前に富山県の実家に帰省しまして。当時まだ小学1年生か幼稚園ぐらいの甥っ子がいたんです。そのときに誰かがおやじギャグを言って。周りが『やめてよ、おやじギャグ』とたしなめたら甥っ子が『おやじギャグってなーに?』とつぶやいて。それに対して『言葉がかかっている感じで、でもおもしろいと思っているのは本人だけで……』と説明したら、甥っ子が『聞きたい!』と。その言葉に胸を打たれたの。みんなから嫌われているであろうものを知りたいんだって」

西川「聞きたくなる年頃かもしれませんね」

山内「それで私、『親父ギャグを聞きたい』っていうタイトルの本をつくりたいと思ったの。思ったけど、大きく分けて問題が2つほどあって。まずは私の名前では出したくないということ。“新刊・山内マリコ『親父ギャグが聞きたい』”とは……」

重藤暁「(笑)」

西川「小説家ですもんね」

山内「意味がわからないし。でも中身は詰めたいし関わりたい。もう1個問題なのが、自分でひねり出せないという点。本をつくろう、全部で100個いこう、と思っても考えつかない」

西川「考えたもの、あるんですか?」

山内「個人的なおやじギャグ作品がけっこうあって。人に言ったら『もうあるよ』と指摘されたんだけど。たとえば流し目をしながら『流し目しげお』と言う。ラジオでまったく伝わらないけど。もちろん長嶋茂雄さんとかけていて……」

西川「ごめんなさい、ご自身で解説していただいて」

山内「やめてよ(笑)。もう1個が主に寝るときに使用するギャグで、『眠いなあ。寝ちゃおうかな、寝ちゃおうぜきんや』っていう。これは『寝ちゃおうぜ』と北大路欣也さんをかけているんだけど、よく考えたら何もかかってない。我が家では普通に使われているけど。そんな感じでおやじギャグの本をつくりたいという気持ちがすごくある。番組が始まって、読まれるリスナーさんのメールを聴いていると50代の男性が多いなと思ったんです。それで募ったら一番早いんじゃないかなって。投稿作を編纂してかわいいイラスト満載にして、いま話題の『わけあって絶滅しました。』みたいな本にしたいなって」

西川「部活の作品として1冊、形にしようじゃないかと?」

重藤「いいじゃないですか、壮大なプロジェクトで」

山内「そうそう。番組が始まってまだ1ヶ月なのにもう本をつくろうという前のめりぶり」

番組から生まれるおやじギャグの本、その制作に意欲を見せる山内。独自におやじギャグを分析したチャートも用意し、番組でプレゼンした。さらに早くも行動にも映しているようだ。

山内「『おやじギャグって何?』というところから、雑多な知識が手に入る、そんな本になればいいなと。じつは先日、とある出版社の編集者さんと会って。おやじギャグの話をしていたら『人生山あり谷ありクロード・チアリ、みたいなやつでしょ?』と言われて。小説の担当さんなんですけど、こういう本をつくりたいとスカウトしたら『いいよ、やりたい』と。もう担当者を押さえて、ここにいますから」

放送ではさらに深くおやじギャグを追求し、番組で本をつくる場合の注意点も語られた。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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