ビッグマック指数で見えてくるその国の現状。大竹「価格のランキングは同時になんかその国の経済状態も表している」
5月11日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて国の借金が1000兆円を超えたというニュースを受けて、ビッグマック指数について取り上げ、ロシアのウクライナ侵攻の要因が経済にもあるのではないかと語った。
財務省は10日、税収で将来返済する必要がある国の借金「長期債務残高」が、2021年度末時点で1017兆1千億円になったと発表した。このニュースを受けて、大竹がとある経済指数を取り上げた。
「経済指標として、ビッグマック指数っていうのが出てる。ビッグマックは、日本は390円。私はいつもビッグマックのチーズ抜きみたいな感じで頼むんだけど(笑)。日本は390円だけど、マクドナルドは世界にお店があるわけだ。そうすると、ビッグマックの値段が世界でどういうことになっているかというのがわかる。値段が高い国は高くてもその国は、このビッグマックを食べますっていう話だよね。すごい安い国は、この値段じゃなきゃ買えませんというか、高くて売れないからこの値段にしたよっていうのが、ビッグマック指数」
砂山アナによると、2022年のビッグマック指数では日本は57カ国中、33位。全体では下位の方である。その上には32位がポーランド。31位がクロアチア。30位がカタール。29位がホンジュラス。28位がニカラグア27位が韓国。26位が中国。25位がタイと続く。
このランキングを受けて大竹は、
「簡単に考えれば韓国が27位、日本は33位。アジアの中で韓国よりかも日本の方が、ビッグマックは安いっていう話になる。スイスは804円。ノルウェーが2位でアメリカが3位。日本円に換算すると669円。この指標は2022年のランキングで、今はロシアでは、マクドナルドは売ってなかったり、一部ではものすごい高い値段で売ってたりするっていう噂だけど、この指標の当時はまだギリギリロシアの市場も出てる。57位までランキングがあるけど、57位。201円。ビッグマック1つ、201円以上だとちょっと高いなぁと思うという経済状況。価格のランキングは同時になんかその国の経済状態も表しているというふうに捉えていいかもしれないね。そんな経済状況だからこそ、ロシアは戦争に舵を切ったのかもしれない。日本も、国債が増えていくにつれて、国際的な円の価値もどんどん下がっていく。日銀と政府には経済バランスをしっかりとってもらいたいね」
と語った。
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