銭湯がピーク時の10分の1に減少 生き残りをかけたアイデアとは?

銭湯がピーク時の10分の1に減少 生き残りをかけたアイデアとは?

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今ではあまり見かけなくなってしまった銭湯。5月10 日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、ピーク時の10分の1に減ってしまった銭湯が生き残りをかけて取り組むアイデアについてジャーナリストの青木理、タレントのバービー、西川あやのアナウンサーが話し合った。

西川「銭湯は徐々に減少しておりまして、東京商工リサーチによりますとピーク時の1968年はおよそ1万8000軒あった銭湯が2022年には1865軒に減少。およそ10分の1になっているんです。厳しい状況にある銭湯ですが、これまでにないアイデアで新しい魅力を発信しているところもあるんです。墨田区錦糸町の黄金湯は建物の老朽化が進んでいて廃業を余儀なくされていました。そこで新しいオーナーがクラウドファンディングを実施したところ、目標金額に達成。オシャレな銭湯に生まれ変わりました」

バービー「なんか銭湯ってこの1年くらいで新しい文化の発信基地になってきてますよね?新しいイベントは銭湯でやってるみたいな。読み聞かせやってるとか、クリエイターの方が集まるとか…」

青木「銭湯が生活の必需品だった時代からそうじゃない時代になってきてますね。ボクなんかは銭湯で生ビール飲めたら最高だろうなって思ってたんです。今までそういうところなかったじゃないですか?でも、この黄金湯さんはフロント横が番台バーになっていてオリジナルビールが飲める」

西川「サーバーが番台から生えてるような…」

青木「これはオジサンはたまらないでしょう。女性もたまらないんじゃないですか?」

バービー「たまらないですよ。ジョッキでいけるんですもん」

西川「なんで当時はビールがなかったんですか?」

青木「その頃は生活の一部だったから、そんなものはいらないでしょうってなってたけど、考えてみたら工夫の余地がたくさんあるよね。生き残りのためにこういうアイデアが出てきたんでしょうね」

西川「ここではDJブースも設置されているそうなんです」

青木「健康ランドを周って歌っている方、誰でしたっけ?」

バービー「純烈さん」

青木「純烈さんのような例もありますから、銭湯で落語やお笑いなんかをやればたくさん人は集まってくるんじゃないですか」

西川「それから銭湯の定番と言えば富士山の絵ですが、そのような当たり前に縛られない銭湯も最近はあるそうで、大塚にある大塚記念湯では脱衣所の天井に描かれているのが宇宙」

青木、バービー「(笑)」

西川「浴場の壁には宇宙人、恐竜、パンダが描かれています」

青木「子どもは喜ぶかもしれないですよね」

西川「練馬区にある久松湯では夜になると世界的な芸術家集団のプロジェクションマッピングが楽しめるそうです」

バービー「なんだか凄いな、もう」

 

この他にも番組では銭湯に関する様々な情報を紹介しています。もっと知りたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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