ジャズボーカリストShiho クラシック、ボサノバ、ハードロック…紆余曲折の音楽人生
ジャズ界で一番MCが長いボーカリストShiho。5月10日の「くにまる食堂(文化放送)」では、Shhihoがジャズボーカリストになるまでの紆余曲折を笑いを交えながら面白おかしく語った。
野村邦丸アナ「元々、shihoさんはジャズじゃないんでしょ?」
Shiho「始めた頃の方がジャズシンガーっぽかったかもしれないです」
邦丸「どういうこと?」
Shiho「小っちゃい頃はヤマハ音楽教室でフツーにクラシックピアノを習ってたんですけど、バカだったのか何なのか譜面通りに弾かなきゃいけないっていうのがどうしてもわからなかったんです。ものすごく小さく弾かなきゃいけないところをめっちゃ大きく弾いてみたり、そういうことをやっていたらクラシックのピアノの先生から『ジャズをやったらいいかもしれない』って言われたんです」
邦丸「へぇー」
Shiho「それで高校くらいからジャズピアノを習いに行ったんですよ。でもジャズピアノってアドリブやらなきゃいけないじゃないですか?クラシックから転向して一番わからないのがアドリブ。でも私が習いに行ったジャズピアノの先生はちょっと天才体質で人に教えるのが得意じゃなかったんです。長嶋茂雄さんみたいな感じでしょうか(笑)」
邦丸「『そこピッといけ』とか(笑)」
Shiho「そうそう『バーッいってゴーンいって』とか…そんな感じでわからなかったんです。それでピアノに対しての興味がなくなってしまって練習するのも楽しくなくなってしまって…。そんな時、その先生に『ピアノ弾けるんだったら歌もやれば~』って言われて軽い気持ちで歌を始めてみたんです。ジャズピアノやってたんでジャズの弾き語りから始めました」
邦丸「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンとか」
Shiho「そうそう、そういうのやってた始めた頃の方がジャズシンガーっぽかったですね」
邦丸「その後、ハードロックもやりましたが、どういう紆余曲折があったんですか?」
Shiho「弾き語りしてる時にあるベーシストと知り合って『一緒にバンドやらない?』って誘われて、よくわからなかったんですけど『はい、やります』みたいな感じで始めました。そのバンドに来たギタリストとFRIED PRIDEっていうユニットをやり始めたんですよね。最初の頃はギターと歌だったんでボサノバやってみたりとかバラードやってみたりとか、そういうのが多かったんですけど、だんだん『つまんねーな』って感じになって『ハードロックやろうぜ』って激しい方向にいったんですよね」
邦丸「それで今はジャズボーカリストになったわけですが、あんまりジャンルを決めないほうがいいんでしょう?」
Shiho「聴いてくださる人が決めてくれればいいなって思うんです。ジャンルってやってる方からすると関係ないんですよね」
この他にも番組ではShihoさんの楽曲もたっぷりお聴きいただいています。聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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