長距離移動のメリット・デメリットを考える。野村邦丸のコメントも紹介
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、5月9日は「長距離通勤」を特集した。2時間前後をかけた通勤であっても、それぞれに理由や感じるメリットがあるようだ。
西川あやの「文化放送に入ってからずっと不思議だったんですよ、先輩に長距離通勤の方が多くて。相模原、伊勢原、八王子からなど。それで昨年、東京オリンピックに関する取材で群馬県や長野県に行ったら、すごくお得だなと思ったんです。都内のワンルームや1Kの値段で1LDKに住めるとか」
山内マリコ「不動産って物件自体は日本全国、だいたい同じじゃないですか。要は場所代なんですね」
西川「実際どれだけの人が長距離通勤をされているのか。昨年『マイナビ転職』が行なったアンケートによると、年代が上になるほど微増傾向にあるようです」
さらに三井のリハウスが配信中のWebaマガジン『Relife mode(リライフモード)』の情報をもとに、神奈川県逗子市から、長野県小諸市からそれぞれ都内に通勤しているという人の話も紹介した。月曜レギュラー陣は長距離通勤についてどう感じているのか。
山内「この長野県の方は通勤におよそ2時間15分。北陸新幹線を使っていると思うんですけど、私は出身が富山で両親もそこにいます。北陸新幹線ができたとき、これさえあれば2拠点生活できるかな、と考えたこともありました。コロナで(そのプランが)壊されたので、一度棚上げしよう、情報収集に戻ろう、という状況です」
重藤暁「僕は師匠が京都にいるのでお稽古で行っていて。今月も東京-京都を2往復します。滋賀県で居候をしているので行ったり来たり」
西川「じゃあもう『2拠点生活』?」
重藤「ざっくりいうと、そうですね。でもデメリットもあるんです。資料や荷物をどっち(の拠点)に置いただろう、と困ってしまわないように大きなカバンを買う、中に詰め込む。そうしているとどんどん荷物が増えるという」
西川「きょうもすごい量ですもんね」
そして実際に長距離移動している人の声として、現在も文化放送「くにまる食堂」のパーソナリティを務め、神奈川・相模原から東京・浜松町まで往復している、野村邦丸氏のインタビューも放送した。
野村邦丸「毎日1時間40~45分ほどかけて通っています。私はメリットを感じているほうです。3月まで放送されていた『くにまるジャパン 極』ではニュースも扱っていたので、朝にいろんな新聞のニュースをチェックして。浜松町に着くころにちょうど読み終わっている、という生活を送っていました。本を読むにしても帰り道、文庫本なら3分の1ぐらいは読めちゃうんです」
ほかのメリットについてはこう語る。
邦丸「あとは相模原という場所ですよ。山梨との県境で、土曜、日曜は朝起きると野鳥が飛んできます。さえずりで目を覚ます、これは最高ですね。真夏の暑いときに相模原まで帰ると気温が2度下がっている(こともある)。2度下がると、真冬はデメリットですが。何十年と続けて当たり前になっているので、遠距離とは感じていません」
邦丸氏のコメントに西川はこう反応する。
西川「以前、一緒に『くにまるジャパン 極』をしていたころに、オープニングトークでどうも体感温度が2度ぐらい違うな、というのはあったんです。話を聴いてると長距離通勤を有効活用できそう、と思えてきました」
山内「生活が充実しているように聴こえました。邦丸さんに限らず、郊外に住んでいる人はいろんなことできそうって思います」
さらに文化放送まで1時間かけて通うという番組スタッフがゴールデンウィーク期間を使って移動中に読んだという『大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる』のプレゼンも行なわれた。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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