「私の幸せの味はこの味です!」変化する「おふくろの味」
ノンフィクションライターの石戸諭と、女装パフォーマーのブルボンヌを迎えた5月6日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。本日は「変化するおふくろの味“私の幸せの味はこの味です!”」について語った。
「きょうのクリエイティ部」では、時代とともに変化する「おふくろの味」について取り上げた。
かつては母親が作る家庭料理というイメージのあった「おふくろの味」だが、時代の変化とともに「母親が料理を作るもの」というイメージも変化した。
金曜クリエイティ部メンバーの「思い出の味」「おふくろの味」について、
石戸「僕は“おふくろの味”というものがあまりなくて。僕は10代の前半ぐらいから料理とかやっていたので、(母親には)色々教えてもらいましたけど、自分好みの味っていうのを早い段階から作れるようになってくると、“母親に頼らなくてもいいのかな”ってなっているのはありますね。」
西川「ご兄弟にとっては石戸諭さんが作ったものが“おふくろの味”になってきているのかもしれないですね!」
ブルボンヌ「私ね、実家で“何か食べたいものある?”って言われると“マグロの刺身”って言うから“おふくろの味”じゃなくて目利きの問題になっちゃうのよ。第2候補の肉じゃがは割とポピュラーな“おふくろの味”だと思うんだけど。」
さらに金曜クリエイティ部の担当ディレクターが、母親を早くに亡くし、お父さんの帰りを待ちながら食べたという思い出の「唐揚げ弁当」のエピソードを紹介。
石戸「今、家族とか、家庭の味とかっていう考え方自体が、拡張されている。(それなのに)お母さんの中には“自分たちが作らなければいけない”とか、たまに買った弁当を“これで本当に良かったのか”と悩む人たちもいるらしいんですよね。“自分が作らなきゃ”というのが一つの呪縛になっている現実があって、でも、子供も食べるものって自分である程度考えながら食べるし、後で修正することっていくらでもできますからね。」
ブルボンヌ「これが泣き叫んで、“唐揚げ弁当なんて嫌だ!”とか言ったら別だけど、自分の家の事情をわかって、“これこそが私が好きな育てられた味だ”って言ってんだから、他人がこれを聞いたときに、“かわいそうね”みたいに言う必要は全然なくて、そこで何が求められているかも大事ですね。」
このコーナーでは、西川家の「おふくろの味」である「白麻婆豆腐」がスタジオに登場し、3人が実食したり、「おふくろの味」に替わる新たな呼び方や「家庭料理」のランキングについて語っています。
思わず聴き入ってしまう3人の温かいトークをradikoのタイムフリー機能でぜひお聴きください。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
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