サクソフォーン奏者・江川良子が語る 命綱を付けた高層ビルでの演奏
4月27日の「おとなりさん」(文化放送)「10時のおとなりさん」のゲストに、サクソフォーン奏者の江川良子さんが登場! 印象的だったライブの思い出や、同じ演奏家のご主人との家庭でのエピソードを語った。
江川良子さんは幼少期からピアノを習い、13歳からサクソフォーンを始めた。
鈴木おさむ「なんでサックスだったんですか?」
江川良子「あんまりきっかけは覚えてないんですけど、強烈に印象にあったのは“形がカッコいい!”って思いました」
坂口愛美アナ「中学校で吹奏楽部に入って、どの楽器にするかってなったときに“サックスだ!”っていう感じですか?」
江川「そうです。小学校のときにブラスバンドクラブはあったんですけど、そこにはサックスが無くて、中学校に入ったらサクソフォーンやってみたいなと思っていました」
鈴木「チェッカーズの藤井尚之さんの影響でサックス始めた人ってめっちゃ多いんですよ。誰かに影響されたわけではなく、ご自身でチョイスしたんですか?」
江川「チェッカーズも子供心にすごい聴いていたので、そういう影響もあるのかな?」
鈴木「カッコよかったですよね。日本のバンドでサックスの演奏を前に出すっていうことが無かったですからね」
そんな江川さんは、プロのサクソフォーン奏者となって、変わった場所でのライブを経験しているそう……
江川「香港の建物のオープニングイベントで演奏したときなんですけど、バンドメンバー5人がそれぞれ別の部屋のバルコニーで演奏するっていうパフォーマンスだったんですね。お客さんは地上から見上げていたので、下から見えるように壁沿いに立って。“これ以上、行くと落ちます”って感じだったんですけど、初めて命綱を付けて演奏しました」
鈴木「命綱をつけて、演奏ブレなかったですか?」
江川「ちょっとブレたかも(笑)」
江川さんは、旦那様もサクソフォーンなどの演奏家だそうで。
坂口「練習って、一緒にお家のなかでされてるんですか?」
江川「同じ家のなかですけど、別々の部屋でやっています」
鈴木「お互いの演奏に関してアドバイスすることはあるんですか?」
江川「あります、あります! 得意としている分野がちょっと違うので、よく相談に乗ってもらったりとかあります。助けられてますね」
鈴木「僕、結婚で大事なことってお互いのリスペクトだと思ってるんですよ。僕は芸人さんとして妻のことを尊敬してるんですけど、(江川さんも)旦那様のことをプレイヤーとしてもリスペクトされてるってことですよね」
江川「もちろんです!」
鈴木「“もちろんです”って言いきる、このスピード。これは絶対に色あせないですから。だから普段生活してて色んなことがあっても、そこは残るんですよね。いや~素敵ですね」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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