世界初? 哲学研究者によるサンラータンメンの食レポとは
4月20日の「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)で「食レポ」を特集。西川あやの、大島育宙(やすおき)、永井玲衣(れい)が、クリエイティビティが求められるラジオでの食レポに挑んだ。
言葉や表情で味を伝える食レポ。自ら動画を公開する人も増えている。
XXCLUB大島育由「僕は食レポの仕事はまだないんじゃないかな。来たら、したいけど。NGにしている芸人さんもいますね。あんまりボケられない、ちゃんと褒めないと失礼になる、義務的な仕事にすると楽しくないからと」
西川あやの「(哲学研究者の)永井さんは食レポの経験は?」
永井玲衣「すごい質問ですね(笑)、もちろんないです」
新しいアイディアを世の中に提供するという番組の趣旨に沿って、3名で食レポを実行することに。
西川「ラジオはテレビの食事と違い、言葉と音だけで味覚を伝えなくてはいけない。クリエイティビティが必要な分野です。味がイメージしにくい(伝えるのが難しい)ものということで、サンラータンメンが用意されました! 個人の感想である食レポに説得力を与えるため、この番組では3人がかりで隙のない食レポを目指します」
永井「協力プレイで! 世界初だと思います、哲学研究者が食レポするって。(サンラータンメンを見ながら)あれですね。メンが黄色いですね……」
大島「早く食べて(笑)。ひと口目……」
永井「ん~……。なんだか奥行きがある、あしたも思い出せそうな味だ」
西川「あしたも思い出せそうって何(笑)?」
大島「からいですか?」
永井「からいです」
大島「このQ&Aスタイルいいかもしれない。(自分も食べて)汁は下のほうがひたひたになっているので、すくって食べようと思います。……からさがあとからくる感じ。味は……うん、メンにあまり汁が絡んでいないような感じもする」
西川「(自分も食べて)まずすっぱい。酸味がありますよ」
永井「一度も感じなかったな……」
食レポを経験してみて大島がこうまとめる。
大島「おいしいって思う脳と何を言おうって考える脳の両立が難しいなと。黙っているとまずそうに見えてしまう。そこが難しいから、彦摩呂さんとか、(食レポがうまい人は)先に食べているんじゃないかな(笑)、前日までにひと口ぶん取り寄せているとか」
西川・永井「(笑)」
放送では夏目漱石『吾輩は猫である』やグルメマンガ『美味しんぼ』における秀逸な食レポ(?)なども紹介した。詳しい食レポの様子はradikoのタイムフリー機能で確認できる。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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