【西武】辻監督インタビュー…「山川穂高は無理をさせないよう使いたい」
4月19日放送のライオンズナイターでは、試合前の西武ライオンズの辻発彦監督の声を届けた。辻監督には、今日から復帰する山川穂高選手についてなどコメントいただいた。
――先週末の3連戦の初戦、髙橋光成選手で勝てたのはチームにとって大きかった?
辻「3連戦の初戦というのは非常に大事になってくる。そこにはチームのエース級が来る厳しい戦いになるんだけど、そこで光成が初勝利をあげたのは大きかったですね。良い形で行けたので残り2戦が取れなかったのは残念でした」
――連敗を喫した土曜、日曜、あと1本ヒットが出ていればという流れだったが?
辻「本当です。隅田が投げる時、ここ3試合なかなか点が取れていない。野手陣も隅田に勝ちをつけてあげたいと必死でやってるんですけど、なかなか点が取れなかったですね。」
――なぜあと1本が出ない?
辻「いろんなことがあるんでしょうけど、1人1人の責任感が強すぎて、ここで打たねばとかいろんなことがよぎるのか?力が入っちゃうのか?結果を気にしてということが特に若い選手にあるような気がしました。チームが調子の良い時は自然とそんなこと考えずに体が動いてヒットが出て得点できるんですけど、チーム状況というのも反映してるんじゃないのかと思います」
――ベテランの中村剛也、栗山巧が好調に転じる兆しは?
辻「今のところ見えないですね。私も経験あるんですけど、キャンプを終えて1カ月くらいは体的にもしんどい時期。彼たちは長いことやってますから、打破しようと色々模索しながら取り組んでるんですけど、きっかけが欲しいですね」
――山川穂高の復帰が流れをガラッと変える?
辻「やっぱりホームランは流れを大きく変える。山川は開幕してから非常に調子が良く周りもそれに引っ張られて良い状況だったんですけど、抜けてから打線のつながりがうまくいかなかった。今日から完全ではないけど、本人が行きたくてしょうがない。本人がうずうずしていて、こっちとしては非常にうれしいですけど無理はさせないように試合で使いたいなと思っていますね」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナ
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