【西武】辻監督インタビュー、ようやく光が見えてきたライオンズ、今のチーム状況は?
4月15日放送のライオンズナイターでは、辻監督に13日の日本ハム戦を振り返ってもらうとともに、去年のパリーグの覇者・オリックス戦を前にしたチーム状況について語ってもらった。
――おとといは非常にいい形で1点差の試合をものにした。改めて振り返ると?
辻「いい形というかヒヤヒヤものでした(笑)。4点取ったまでは良かったんですけど、その次の1点が取れなかったのが苦しかったです。最終回非常に苦しいところで増田が本当によく踏ん張ってくれたと思います」
――打線とピッチャーのかみ合わせみたいなところを言えば、点が取れないイニングでしっかりとピッチャーが抑える、そういうゲームが出来たのでは?
辻「確かに今年は非常に中継ぎの投手が踏ん張ってくれるんで、どうにかこうウチの味方の打線がもうひとつというところで点が取れなかったんで、そこを中継ぎが踏ん張ってくれたのが勝利に繋がったんじゃないかと思います」
――少しチームにいい流れが来ている、その感触は?
辻「やはり少しずつですが、打線も良くなってきましたし、繋がりという部分では負けが込んでる時はどうしてもヒットが繋がらない、チャンスで1本が出ないところが続いたんで、そういう意味ではタイムリーで点が取れるようになるとね、自然と打線も繋がってくるんじゃないかと思います」
――打順を組むポイントは、今どのあたりにある?
辻「先日もそうですけどやっぱりオグレディの2本のタイムリーが非常に大きかったので、2番打ってたのを3番にして、それでクリーンナップもちょっと感じが良くなってきたので、そういう意味ではいかにチャンスを作るかっていうところが、得点を取れるポイントになるのかなと思います」
――今後もオグレディは3番で使う?
辻「今は3番に置いて行こうかなという考えです。それが打線の繋がりへの期待が大きいですね」
――打順の組み方ひとつで先取得点が取れたり、なかなか点が取れなかったりで難しい?
辻「確かに今山川が居ないということで、あまりホームランを望めるような打線ではないので、特にそういう意味では少ないチャンスで足を使って返すとか、動かしながらっていうことも考えなきゃいけないでしょうしね。そういう繋がりっていうのが一番重要になってくると思います」
――今日のオリックス戦は髙橋光成投手が先発だが、ここまでの辻監督の髙橋光成の評価は?
辻「昨年の光成よりは、見てると何ていうんですか荒々しさというか、迫力にちょっと欠けるようなところが感じられます。だから試合は作ってくれてるんですけども、それ以上に勝つためには相手チームに先取点をあげないようにね、しっかりと耐えて、気迫というものを初回から飛ばしていって貰いたいと思います」
聞き手:長谷川太アナウンサー
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文化放送 ライオンズナイター
火~金(10月〜3月) 17:50~17:57
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