菅原進が打ち明ける名曲秘話!「嫌だから歌わずに帰っちゃった」曲とは?

菅原進が打ち明ける名曲秘話!「嫌だから歌わずに帰っちゃった」曲とは?

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4月14日木曜日の「くにまる食堂」(文化放送)に、兄弟デュオ「ビリー・バンバン」の弟さん、菅原進さんが登場!
現在公開中の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」で挿入歌「ココロありがとう」を歌っているという菅原さんだが、11時台の「今日のA定食」では、あの昭和の名曲についての秘話を語ってくれた。

野村邦丸アナ「ビリー・バンバンは1969年に『白いブランコ』でデビュー。1972年『さよならをするために』でNHK紅白歌合戦に出場という…あれ? 『白いブランコ』でじゃ無かったんだ!」

菅原進「そうなんですよ」

邦丸「1987年から焼酎『いいちこ』のCMソングを手掛け、2007年の『また君に恋してる』がロングヒットを記録。デビュー54年目ですって!」

菅原「ああ、ねえ~よくやってるわ」

邦丸「ホントにな~と思うんですけど、兄弟デュオです。なんで孝さんと進さんがデュオに?」

菅原「これもね、元々僕は歌が大好きでね、中学の頃からアメリカンポップスを聞いて。それでお兄さんも歌が好きだから、浜口庫之助先生とたまたまうちの親父が知り合いで、紹介して貰って、先生の家で個人レッスンを受けていたんです」

邦丸「そうなんだ! 大御所ですよねえ!」

菅原「そうですよ! それからもうずっと習って、ある時にキングレコードから『兄弟でやってみないか?』ってことになって、あの頃、双子のね、例えばザ・ピーナッツとか、こまどり姉妹はいるけど、兄弟は居なかったんですよ。唯一、アメリカでエヴァリー・ブラザーズが居たぐらいで。で、いいんじゃないかってことで」

邦丸「で『白いブランコ』でデビューということですけど、これがもうとんでもない大ヒットになっちゃったわけですね? さらに『さよならをするために』。あの、この曲私はビリバンというよりは、昭和の日本の歌では間違いなくベスト5に入るぐらい、勝手に個人的には大好きなんですよ」

菅原「そうですか。この曲は僕の曲じゃないんですよね(注:作詞 石坂浩二 作曲 坂田晃一)。坂田晃一さんの素晴らしい曲なんですけど、あの頃ってさ、自分の曲じゃないとイヤだったんだよね」

邦丸「シンガーソングライターの走りですよね?」

菅原「そう。それで頼まれて、スタジオまで行ったんですよ。でも歌わないで帰っちゃったの(笑)」

邦丸「なんで? 自分の歌じゃないから?」

菅原「そういうこと。生意気だったんで。で、帰って、もう一回呼ばれて、また別の日に歌い直したの。ちょっと歌い方がね、ふてくされてんの。それがいいんだ、また(笑)」

邦丸「ちょっと突き放した感じが。去年、進さんにお越しいただいた時に、要するにビリー・バンバンの真似は出来ても菅原進の歌真似は出来ないという話になったんですよね。どういうわけか、ウッドベースを持って、隣でギターを弾いてるとビリー・バンバンってわかるんだけど、菅原進さんの歌声の真似は出来ないんだよな~」

菅原「どういうわけか、居ないですね。あの時に言いましたよね、『誰かそっくりな人が居たら、教えてください』って」

邦丸「歌い出しはいいにしても、だんだんキーが上がっていくところで、どう歌っても菅原進からかけ離れて行くんだよね、素人は!……まあ素人、私ね」

菅原「フフフフフ……」

この後、邦丸アナのリクエストで「さよならをするために」をオンエア。雨の日にぴったりで、それでいて暗くならないというビリー・バンバンの歌に浜松町がどっぷりと浸った。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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