市民の個人情報「書類1600枚が風に飛ばされ紛失」の怪 「台風か暴風ですよね」「緊縮財政で紙がペラペラ?」

市民の個人情報「書類1600枚が風に飛ばされ紛失」の怪 「台風か暴風ですよね」「緊縮財政で紙がペラペラ?」

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4月12日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、京都で発生した常識では考えられない書類紛失事件が取り上げられ、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と、寺島尚正アナウンサーが議論を展開した。

本当に強風なのか、気になる保管方法

京都府警察の発表によると、京丹後署が受理した市民の個人情報が記載された文書およそ1600枚を、事務を委託している交通安全協会が紛失したとのこと。協会の職員が自宅で保管していたときに、強風に飛ばされてしまったという。

書類の内容は、警察署で運転免許を更新する際に、後日講習を受けることを約束して名前と電話番号を書いて提出する誓約書とのことだが、現在のところ個人情報の悪用は確認されていない。

寺島アナは腑に落ちない調子で「サラッとお伝えしましたが、『職員が書類を自宅で保管していたんだけれども、強風に飛ばされてなくなった』というんですね」と付け加えると、田中氏も「1600枚の紙が一気に風で飛んでいったと? 台風か暴風ですよね」と事態の異常さが引っかかった様子。

寺島アナは自宅での保管方法が気になるようで「常識的に考えて、庭に保管するわけじゃないし、部屋の中じゃないですか。それで強風って、窓開けたら平積みにしていたのがピャーッと飛んでいったんですかね?」と疑問を投げかけると、田中氏も「(飛んでいった書類を)拾いに行かなかったんですかね」と首をかしげた。

書類は全部で2800枚あり、本来は署内で廃棄するルールだった。これに反して、交通安全協会の職員が自宅で焼却しようと持ち帰り、強風にさらわれたとのこと。京都府警は紛失した書類の捜索を行ったが、発見できたのは1200枚のみ。最大1600枚が未だ見つかっていないとのこと。

この事実に、田中氏は「緊縮政策で、紙がペラペラになったんじゃないですかね」と実に辛辣な一言を添えた。

 


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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