村上信五くんと経済クン「キャプテン翼の世界から飛び出した！南葛SCと経済」

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【南葛SC ゼネラルマネージャー・岩本義弘さん】
週刊誌編集者を経て、株式会社フロムワンで「サッカーキング」「ワールドサッカーキング」など各媒体の編集長を歴任。代表取締役まで務めた同社を2016年に退任。親交のあった高橋陽一先生をサポートするべく、キャプテン翼に関するライセンス事業を手掛ける「株式会社TSUBASA」を立ち上げ、2018年2月からは「南葛SC」のGM職に。稲本選手は報酬の一部をクラブトークンで払うことになっている。
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【南葛SCとは？】
1983年、葛飾区立常盤中学校サッカー部OBを中心に、常盤クラブとして設立。2008年、葛飾区サッカー連盟が、葛飾区からＪクラブを誕生させるべく、「葛飾Ｊリーグプロジェクト」をスタートさせ、2012年に常盤クラブから葛飾ヴィトアードに改名。2013年、漫画「キャプテン翼」の作者で、地元葛飾区出身の高橋陽一を後援会会長に迎えると、2014年より、「キャプテン翼」の登場人物である大空翼や岬太郎らが小学校時代に所属していた選抜チームにちなみ「南葛SC」へ改名。翌年、チーム体制を整え選手補強も行い、東京３部リーグを全勝で優勝し、２部へ昇格。2017年、初の１部昇格。2020年、東京都１部で優勝し、関東社会人サッカー大会で優勝し、関東サッカーリーグ２部昇格を決め、2021年には関東１部昇格。そして、今年は稲本潤一選手や今野泰幸選手など４人の日本代表経験者が新たに加入。異例の大型補強が実現し、注目度がより高まっている。
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【サッカーのアマチュアクラブチームがJリーグに進むには？】
JリーグがJ1～J3まであり、その下にJFL、その下に関東１部リーグがある。関東で優勝するだけだと昇格はできず、全国の大会で連戦を勝ち上がると昇格できる。南葛SCが参戦する関東１部リーグは、Jリーグに昇格するまでの一番大きな山といわれている。
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【めざせJリーグ！今シーズン大型補強を実施！】
稲本潤一選手、今野泰幸選手、関口訓充選手、伊野波雅彦選手。４人の日本代表経験者が入団。観戦は無料のため、メインの財源はスポンサー収入。ユニフォームに入れる以外に、選手のトレーニングウェアに自分でつけて良いことにしている。それはクラブ通さずに直接選手の収入として良い。だからこそ選手の給料はそこまで払っていないのに大物の選手を獲得できる。また選手の半分は社員にしていて、選手たちが自分で営業に出てスポンサーを取ってきている。
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【南葛SCが挑む新たな取り組みとは？】
ブロックチェーンを利用した「フィナンシェ」というアプリで、トークンを活用したクラウドファンディングを行っている。通常のクラウドファンディングだとその時にお金を集めるだけだが、同時にトークンを発行して、それを売って現金化できるというもの。トークンを持っている人に向けた非公開の練習試合招待などのサービスも実施。ファンクラブ代わりに使っている。第一回目の去年は4200万円を売り上げた。現在1500人ほどの支援を受けている。
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【理想的な南葛SCの今後の在り方】
葛飾区にサッカー専用スタジアムを作りたい。そこで、こけら落としに世界的なレジェンドを含めたキャプテン翼のファンの選手たちを呼んで、南葛SCとエキシビションマッチをしてみたい。
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岩本さんのお話を聞いていると、南葛SCを応援したくなりました…！大変そうですが、とても夢のある挑戦で、今後がとても楽しみです！今から注目しておくと、数年後、すごいことになっているかも…！？私もフィナンシェチェックします！
坂口愛美