3万冊の本に囲まれたり代官山でお坊さんと話したり？　最近のクリエイティブなカフェ情報

特集コーナー「今日のクリエイティ部」では「カフェをクリエイティブ」と題し、新しいコンセプトを持つカフェの数々を紹介した。ちなみに中田は自身でもカフェを経営中、入山は「浜松町イノベーションカルチャーカフェ」（文化放送）にてマスターの役を担っている。

西川「斬新なコンセプトのカフェが次々登場しているということで、最初に紹介するのは。三鷹にある『Cafe Hammock（カフェ・ハンモック）』。こちらはハンモック、テント、芝生があるという。コワーキングスペースがあって、くつろぎながら作業に没頭できるんですね」

入山「喫茶店の中にハンモックを吊るして、ゆらゆら揺られながらコーヒーを飲めると。こぼれるんじゃないですか？」

中田「ここではないハンモックのあるカフェに行ったことあるんですけど、安定感あった気がします。そんなに揺らさなければ大丈夫ですよ。横になって飲むわけではないので」

入山「ワーケーションなんて言うように、いまは自然の中で仕事するみたいなことが流行っている。雨が降ると難しいけど、ここならできるという意味ではすごくいいですね」

西川「続いては六本木にあるブックカフェ『文喫（ぶんきつ）』。入場料が平日1,650円、土日祝日が1,980円。これが大人気で店内にあるおよそ3万冊の本が読み放題、購入も可能です。コーヒーやお茶など飲み放題で、窓際などのスペースに人をダメにするクッションが置かれていると」

入山「文学の『文』に喫茶店の『喫』で『文喫』。だから本がいっぱいあるんですね」

西川「もともと書店で、リニューアル前、この値段になる前に行ったことがあるんですけど、図書館と書店の間、みたいな感じでした。いくらでもいちゃいたくなる」

中田「大通り沿いにあるじゃないですか。前を通ると『オシャレだな』って思います」

入山「いようと思えば1日いられる。コーヒー1杯で粘られると困るから、入場料を設ける。その代わりにいくらでもいていい、本を読み放題、お茶やコーヒーも飲み放題。そういう仕組みなんですね」

西川「だから高額とも言い切れないんですね。続いて、代官山にある『Teracafe（寺カフェ）』。真行寺（しんぎょうじ）のお坊さんたちがつくったカフェで、お坊さんが常駐されているんですね。オススメメニューが『一語法話』。これを頼むとお坊さんとお話をすることが可能で。料金をお気持ちでお賽銭箱に入れるシステムなんだそうです。お料理のメニューはお豆腐や焼きもの、あえものなどの精進料理が味わえて、写経、読経などのイベントも行われているそうです」

中田「おもしろい。しかも代官山にあるんですね」

入山「お寺っていま経営が苦しいんですよ。一方で若い人を中心にお寺ブームきているじゃないですか。精進料理を食べたい、とか。だからいいところを狙っています。料金はお気持ちというね」

西川「いくらぐらいがいいんだろう」

入山「そこは試されますね」

最後に1件、中田の経営するカフェにも触れられた。

西川「赤坂にある麻雀カフェ『chun.』。麻雀な好きな方はもちろん、カフェ利用だけでも楽しめるお店。ネオンで彩られた店内は一般的な雀荘とは異なるオシャレさで、見る麻雀も推奨。店内のモニターでは麻雀chも放送。スポーツバーのような楽しみ方もできるそうです。オーナー店長はプロ雀士の中田花奈さん！」

入山「写真があるんですけど、めちゃオシャレですね！　こんな雀荘、見たことない。これだけオシャレだったら女性だって気軽に入れますね」

中田「うれしい……。入りづらさがないような、女の子でも行ける、『あったらいいな』というのを形にしたので。（麻雀目的ではなく）カフェやコワーキングスペースとして利用している方もいます」

西川「麻雀ってやったことないんですけど1時間でどれぐらいできるんですか？」

中田「1ゲーム分ってイメージですね」

入山「『親』に全員なれるんです。1周するのに1時間ぐらい」

西川「へえ～……」

入山「あれだね、木曜は西川さんに麻雀を覚えてもらうようにしよう！」

中田「そうですね、麻雀の話を（したい）」

最後は西川を麻雀の世界に誘う形で「アガり」となったが、各カフェの情報は放送内で詳しく紹介されている。ぜひタイムフリー機能で確認してほしい。

「西川あやの おいでよ！クリエイティ部」は毎週月曜～金曜の午後3時30分～5時45分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。