プチ鹿島はなぜ新刊タイトルに「お笑い公文書」とつけたのか。きっかけは新聞14紙の読み比べ
4月6日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)にお笑い芸人のプチ鹿島氏が登場。新聞14紙を読み比べるのが趣味という同氏が、「読み比べ」の楽しみや、最新刊に込めた思いなどを語った。
3月9日に新刊『こんな日本に誰がした! お笑い公文書2022 プチ鹿島政治コラム集』を発売した鹿島氏。なぜこのタイトルとなったのか。
プチ鹿島「同じニュースでも新聞によって論調や見方が違う、そのギャップを話すのが好きだったので、そういうコラムを頼まれたんですが。やっぱり、ここ4、5年。安倍さん(第二次安倍政権)の末期から菅さんですよね。その時期のニュースを追っているとギョッとすることが多すぎて、茶化す前に、これは『僕が残しておかなくちゃいけないだろうな』というのを文春オンラインでしていたんです。それでタイトルに『お笑い公文書2022』とつけていて」
大竹まこと「本当はニュースを取り上げて、茶化す側に回りたかったけど」
鹿島「公文書も残さない、議論も発信もしない。だったら僕が残そうということで」
大竹「『ミイラ取りがミイラ』感が(笑)」
さらにその『こんな日本に誰がした! お笑い公文書2022 プチ鹿島政治コラム集』の表紙から、岸田文雄首相をめぐる新聞各紙の報道にも言及する。
大竹「表紙のど真ん中が岸田さんですね」
鹿島「やはりいまの首相ということで。今週月曜で岸田政権の発足半年。そのときも『柔軟な対応』という新聞もあれば『ブレている』という新聞もあって。自分で本当はどっちなのか、と考えるのが読み比べの楽しみかなと。文春オンラインやほかの雑誌でまとめたコラムを載せているんですが、出版にあたって追記も載せている。当時のコラムとその続きも読めるので、岸田さんの章とかは参考になるかなと思います」
放送では鹿島氏による岸田首相や菅前首相の分析、上野顕太郎氏が手がけた表紙イラストの解説なども述べられている。
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