菊池桃子の初主演映画「パンツの穴」…すごいタイトルに清純派アイドルだった本人・家族の当時のホンネは?
4月4日に新装開店した「くにまる食堂」(文化放送)で最初にお招きしたゲストは、1984年にデビューした菊池桃子さん。初めは特に芸能界に入りを希望していなかったのに、なぜ荒波に飛び込んだのか?当時の思いをお聞きしました。
野村邦丸アナ「デビューしたころは、どんな感じの女の子でした?」
菊池「目立ちたがり屋ではない、おとなしい、自信がない。そんな感じですね。」
邦丸「それなのになんで芸能界という荒波に入ろうと思ったんですか?」
菊池「私は、中学校2年生の時にスカウトされて、準備をして高1でデビューしたんです。スカウトされた頃はちょうど反抗期。あまり自由にしてくれない家で、もうひどいんですよ。だって「門限が日没」。暗くなったら家にいないといけないから、中学の時はクラブ活動禁止だったんです。4つ年上の兄はOKだったんですけど「桃子は女の子だから」って、色々禁止されていたので「私だって外に出たい!」と思っていました。それでスカウトされたときに、もう今しかチャンスはないと思って、やりたいって言いました。」
邦丸「そして映画「パンツの穴」でヒロインを演じたわけですが、これタイトルだけ見ると…ちょっとねえ。清純派アイドルだった桃子さんは最初に仕事が来た時はどう思ったんです?」
菊池「これが正直「嬉しい」としか思わなかったんですよ。それまでは事務所のマネージャーさんといろんなオーディションに行って、落ちて、落ちて、落ちてばっかり。ドラマとか映画とかCMとか、落ちるたびに自信がなくなって、もうそろそろやめようかなと思った頃に合格したので、とにかく嬉しくって。それに「パンツの穴」のヒロインに合格した人は、本人の名前がついた雑誌が創刊されることになっていて、もうハッピーでしたね。親も驚いていました。」
邦丸「でも親は芸能界入は反対だったんじゃないの?」
菊池「そうです。だけど「本人の人生だから」と言って少しだけ譲歩してくれました。でもこんな長く続けるとは私も思ってなかったので、いつか就職するために勉強は頑張っていたんです。」
邦丸「その後「卒業」という歌が大ヒット。もう毎年2~3月になると必ずかかりますよね。この歌にはどうやって出会ったんですか?」
菊池「周りのスタッフが、卒業や入学などライフイベントに関わる曲が欲しいと作ってくれたんですが、まさかこんなに長く聞いていただけるとは思いませんでした。」
邦丸「あの時、文化放送のベストテン番組では、桃子さんの「卒業」だけでなく、〇〇さんの「卒業」もかかりました。」
菊池「あと〇〇さんの「卒業」と、〇〇さんの「卒業」と全部同じタイトルで時期が重なっていたんですよ。」
1985年にヒットした「卒業」を歌っていた人が気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
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