戦場に行くと、人は名前を失う……止まらぬウクライナ侵攻、今日本がもっともすべきことは?
3月31日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、ロシアによるウクライナ軍事侵攻について取り上げた。
連日、戦争にまつわる様々な情報が報道されている。
大竹まこと「ジャベリンがヘリコプターを撃ち落とす動画なんかも出てくるわけじゃない。冷静に考えると、撃って命中させてる兵士も、ヘリコプターに乗っていた兵士も、親がいて子どもがいるかもしれない。それがもう、目の前でまるで、ゲームのように……」
小島慶子「戦場に行くと、人って名前がなくなっちゃいますよね。たとえば”◯◯人”とか、”◯◯教徒”とか、その人の属性だけでもモノようになって。初対面でいきなり殺し合わせなくちゃいけないっていう異常なことが、戦争だと当たり前になって。これが異常なことなんだって忘れずに、報道を見続けるって今すごく大事なんだって思うんですよね」
先日ロシアのフォミン国防次官は、ウクライナの首都・キエフやチェルニヒウでの軍事作戦を縮小すると発表したが、結局攻撃は続いている。
砂山圭大郎アナ「一晩中空爆が続いて、図書館やスーパーが破壊されたと。ただこのように、ロシアは攻撃を続けていますが、ロイターには『プーチンを恐れて、正しい情報を上げていないんじゃないか』という記事もあります」
それを受けて大竹は「アメリカの『新聞には”停戦”の文字が踊っているが、真の徹底ではなく再配置だ』っていう厳しい分析も、俺は確かじゃないかと思って。どうなっていくのかな」と苦言を呈す。
小島「今一番いいのは、一秒でも早く戦闘を止めること。そうすれば一人でも多くの人が助かるわけですから」
大竹「そうだね。いつも言うんだけど、日本に一番出来ることは、人道支援と医薬品と食料と。ウクライナ大使は(穀物生産に必要な)種子や肥料、燃料なんかを要求してたけど。それから日本に避難民をどれだけ受け入れられるかっていうね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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