渡辺徹ファミリーが共演した朗読劇で妻・榊原郁恵が涙
くにまるファミリーのなかでも最多出演回数を誇るお一人、過去には番組内で「渡辺徹 家族の時間」を放送していた俳優の渡辺徹さんが、3月30日の「くにまるジャパン極(文化放送)」に登場。2021年に上演した、家族共演の朗読劇の思い出を語った。
2021年9月には、奥様の榊原郁恵さん、長男の渡辺裕太さんと家族初共演の朗読劇『家庭内文通』を上演した。
渡辺徹「昨年は私が還暦の年で、デビューして40周年ということもあったので、それを記念して何かできないか? というときに、“家族3人芝居をやるんだから、一緒にやってみようか”ということで。それにしても、照れくさいものがあるから、“朗読劇という形をとろう”と(脚本家の)岡田惠和さんに相談して書き上げていただいたんです」
朗読劇と言いつつ、変わった舞台になったそう……
渡辺「やっているうちにノッてきちゃうから、台本を持ちながらどんどん動いちゃって、単なる朗読劇ではなくなってきたりね。ケンカするシーンで本当に熱くなっちゃって、取っ組み合いになりそうになったりとかして。いや~、家族でやるっていうのは、倍疲れますよね」
野村邦丸「そういうもんですかね」
渡辺「家に帰ってからも、その話し合いになっちゃうんですよ。俺は“それは無しね”って言ったんですけど、女房が夜、寝室に入るときに“あそこのシーンだけどさ……”ってはじまるわけですね。“衣装、これどうかしら?”とか、ちょっと休ませてくれよ……って(笑)」
そんな榊原郁恵さんは、舞台の終盤で涙を流したそう。
渡辺「なんでもないところなんですよ。普段の親子の会話をしているシーンでポロっと涙を流して。息子がそれを二度見して。あとで訊いたら“家族でやった”っていうのが嬉しかったみたいですね」
邦丸「三人とも芸能の世界で生きていらっしゃるっていうこともあるんだろうけど、実際にあった渡辺徹ファミリーの積み重ねてきた思い出が蘇ったんじゃないですか?」
渡辺「そうですよね。夫婦も35年くらいやってますと、良いことだけではなく色んな思い出がありますから。そういうことを思い返させるような脚本だったもんですから、色んなことが相まって感極まったのかもしれませんね」
渡辺徹さん、榊原郁恵さんご夫婦のいまの関係性は?
邦丸「結婚生活が何十年にもなると、“空気のようなもんだ”とか、“男と女というよりは相棒のようなもんだ”とか言いますが」
渡辺「まったく逆ですね、空気のようにはなりませんね。良い言い方をすると“まだまだ発見がある”と言うか。だから、これからも歩んでいけるかな?って思います」
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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