名曲「安奈」はアンナじゃなかった!?甲斐よしひろが明かす秘話&文化放送との意外な接点とは?

名曲「安奈」はアンナじゃなかった!?甲斐よしひろが明かす秘話&文化放送との意外な接点とは?

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4月27日にソロデビュー35周年記念のベストアルバム「FLASH BACK  【KAI THE BEST 35th】」を発表する甲斐よしひろさんが3月28日の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に登場。文化放送がオンエアしたデビュー前のコンテストやセイ!ヤングの思い出を振り返りました。

甲斐「僕は23歳の時に2年ぐらい「セイ!ヤング」を担当しました。だから45年ぐらい文化放送に貢献させられています。」

大竹まこと「嫌な言い方をしますね。」

甲斐「当時は、むちゃむちゃ仕事ができるディレクターから指名されて番組を始めることになったんですけど、当日行ってみたら、その人は他の部署に移動していて、代わりの厳しいディレクターから延々ご指導されて…貢献させられました。」

大竹「その辺の事情が「貢献させられた」になるわけね。」

甲斐「僕はデビューする前も文化放送と関係がありました。ハッピー・フォークコンテストというアマチュアの全国大会で優勝して、それを文化放送で放送したんです。当時の優勝賞金は30万円ぐらい。中野サンプラザでやったんですけど、全国から来た出場者が入るでっかい楽屋で、その賞金をバンドメンバーに分けたんです。「はい君は、うん万円」とか映画のギャングみたいに。そしたら担当ディレクターから「なにやってんだ」って首根っこ抑えられまして。僕はいいんじゃないかと思って「全国から来た人に、世の中は弱肉強食なんだとお教えようとした」って言ったら「お前が教えなくていい!」って。とは言っても賞金の半分は僕がもらったんですけど。」

大竹「太っ腹だけど、半分は自分が取ったんだ」

甲斐「ギターの支払いがあったんですよ。昔は「月賦」って言いましたね。」

大竹「ローンじゃなくて月賦。「冬まで払うサーフボードの金」なんて言って、すでにサーフボードもなくなってブームが去っても払ったりしてね。そんな時代だった。当時からハスキーな声だったの?」

甲斐「僕はあまり声変わりしてなくて、ずっとこういう声なんです。でもフォーク向きの声じゃないですよね。だからあとあとロックに行ったのは自然なのかもしれない。」

阿佐ヶ谷姉妹 渡辺江里子「ベタ中のベタなんですけど「安奈」を聞くと、私は江里子なのに名前を呼ばれているみたいな気になります。甲斐さんのようなハスキーな声で呼びかけられるとグッと来ちゃいますよね。」

甲斐「実は最初のレコーディングの時は名前が決まっていなくて、3文字にしようというだけだったんです。」

江里子「じゃあ、美穂さんは落選だ。」

阿佐ヶ谷姉妹 木村美穂「あ~残念。」

甲斐「英語みたいな響きで漢字で書ける名前ということで「安奈」になったんです。」

大竹「でも、江里子じゃねえ…」

江里子「ちょっと!日本全国に「エリコ」はいますから否定しないでください。」

大竹「あと「安奈」って最初と歌詞が違うんじゃなかった?」

甲斐「そうです。最初は〇〇だったんです。」

最初に考えた「安奈」の歌詞と、それを変えた以外な理由が気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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