1キロ運んでも5キロ運んでも一律300円?ウーバーイーツの不透明な報酬制度に配達員らがユニオン活動で改善要求

1キロ運んでも5キロ運んでも一律300円?ウーバーイーツの不透明な報酬制度に配達員らがユニオン活動で改善要求

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3月22日(火曜日)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)にウーバーイーツユニオン執行委員長の土屋俊明氏がゲスト出演し、ウーバーイーツ配達員の置かれた厳しい労働環境の実情を明かした。

土屋氏は、以前ホテルマンとして働いていたがパワハラで心を病んでしまい退職、次の就職先が見つかるまでのつなぎとしてウーバーイーツ配達員となったと語り、「体調の好調不調の波に合わせて働くことができ、助けられた」。と当初は有難く感じていたとのこと。しかし、配達中に単独転倒事故を起こし商品も無事だったにもかかわらず、「次回同じことが起きたら、アカウントの永久停止の可能性がある」と通告され、配達員として働けなくなる可能性を示唆されたことから、労災管理の必要性を感じユニオン活動を始めたそう。

パーソナリティの大竹まことから、配達員としてのそのほかのトラブルを尋ねられると、「去年の5月、自転車の配達1件当たり、1㎞運んでも5㎞運んでも一律300円となった。以前は距離に応じて料金が違ったのに、理由も明かされず変更されてしまった。今では300円の時と、そうでないときもあるが、なぜなのかわからない」。「アプリの指示で置き配(対面せず指定場所に置いておくこと)をしたにもかかわらず、お客さまに知らされておらず配達評価が下がってしまったが、運営側から『アプリの事情で評価は変えられない』など不透明な対応をされた」。「交通法規に関するクイズに答えないと一方的にアカウントが停止され、答えてもアカウント復活までに数日かかってしまい、その期間働けず収入が得られなかった」など、土屋氏は次々にトラブル事例を挙げた。大竹は「使い勝手良く使われている感じが伝わってくるね」とじっくり耳を傾け、土屋氏は「僕のようにドロップアウトして配達員となった人も多い。だからといって待遇に差をつけていいわけではない。誰でも憲法でも幸福追求権が認められている。みんなが幸せになることを目指している」。と語り、大竹も「陰ながら応援しています」。とエールを送った。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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