ウクライナ難民受け入れ―ポーランドの現状は?~3月18日(金)斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は15日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて国外に逃れた人が300万人を超え、そのうち6割の180万人余りが隣国ポーランドに逃れていると発表した。斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、自宅にウクライナから避難してきた二組の家族を受け入れたポーランド在住の日本人、東優悟さんに電話を繋ぎ、話を聞いた。
まず、ウクライナから逃れてきた家族を自宅に受け入れることになった経緯は?
現在ポーランド南部の都市カトヴィツェに住んでいるが、地元のポーランド人の人たちがどんどん受け入れているので、自然な流れで受け入れる事になった。フェイスブックでも市民の人たちが「私も受け入れます」と次々に名乗りを上げ、ニュースでも連日、避難民の受け入れについて報道されていたので、自分たちも受け入れようという気持ちになった。
受け入れた2家族の様子は?
最近は互いに打ち解け、ウクライナに置いてきた家族の話等もしてくれるようになった。同じ屋根の下で、自分たちと家族のように暮らしている。8歳になる娘さんは小学校にも通い始めた。
避難してきた人を受け入れる事は経済的に負担ではないのか?
スペース的にも経済的にも余裕は無い。2つの家族に一部屋ずつ提供している為、自分たち家族3人は居間で寝ている。また食費が2倍、3倍になったことに加え、ポーランドではここ数年で最大のインフレ率を記録している為、光熱費も急騰し、経済的にかなり厳しい状況となっている。同じ様な思いをしている個人や団体は多く、来月の家賃が払えないと言う団体さえある。
東さんは現在、日本に住む母親を通して難民支援の為の寄付を募っている。
振込み先は
沖縄銀行 小禄支店(支店番号136) 普通預金 1749248
口座名: ウクライナ避難民支援 東さつき
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