間寛平 吉本新喜劇ゼネラルマネージャー就任秘話
2022年3月6日に開催した「淀川寛平マラソン」を成功させて、3月26日には静岡県沼津市で「寛平アメマナイトマラソン in 沼津2022」を開催する間寛平さんが、3月16日の「くにまるジャパン極(文化放送)」に登場。吉本新喜劇のゼネラルマネージャーに就任した経緯と、新喜劇の若手への思いを語った。
間寛平さんは2022年2月9日、吉本新喜劇のゼネラルマネージャー就任発表会見をした。
間寛平「一昨年、50周年をやろうかなぁ、と思ったんですけどコロナ禍でできなかって。1年延ばして去年“間寛平 芸能生活50周年+1 記念ツアー”ってのをやったんですよ。そのときに(吉本興業の)岡本社長が見に来て、“新喜劇ってこれや!”と思ったらしいんですよ」
実はそのとき間寛平さんは、引退を考えていたそう……
寛平「僕が引退の話を切り出したんですけど、(岡本社長が)“その前に、今の新喜劇の若い子に、寛平さんがやっている新喜劇を教えてやってくれへんか? 若い子を育てて欲しい!”と言われたんですよ」
岡本社長からの話を聞いた当初、寛平さんは躊躇したが、奥様の言葉で考え方が変わった。
寛平「うちの嫁が“あんたは本当に幸せで、会社にも大事にしてもらい、居心地の良いところに置いてもらってるよ。みんな一生懸命やってるのに、あんたずっと楽やん?”と」
野村邦丸「吉本のなかでも独特の位置にいますよね。一生懸命がんばっていても、周りにはそう見せないところがありますよね」
寛平「僕ずっと甘えてるから。 それで(嫁から)“社長からお願いされてるんやから、いっぺん頑張ってみたらどうや?”って言われたんですよ。社長からも“(新喜劇の若手を)なんとか育ててくれ!”って言われたんですけど、“社長。まだ僕、育ってないんですよ? 育ってない人間が育てるのは無理ですよ!”って」
邦丸「めちゃくちゃ伸びしろあるじゃないですか」
寛平「まだまだですよ、僕は。まだ芽が出たとこやもん」
これから吉本新喜劇ゼネラルマネージャーの間寛平さんは、新喜劇の若手をどう指導していくのか?
寛平「嫌われてもいいから、鬱陶しいと思われるかも分からんけど、ここは言うとかなあかんな! と思って言うてます。それから会社の社員にも、“タレントの言いなりになったらあかん”と。芸人が強なってるから、芸人がみんな命令するから、“それはあかん!”と」
邦丸「大変だな~。お気楽人生っていうイメージがあったかもしれないけど、ここに来て寛平さんが果たさないといけない役割って大きいですね」
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。