井上智介「もっと小さな部分に目を向けていく作業が必要」対人関係の悩みはなぜ増えた?
3月9日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、大竹メインディッシュに産業医・精神科医の井上智介がゲスト出演し、仕事や対人関係で悩む人に向けてそこから逃げることの大切さを説いた。
人生はゲームと一緒だという井上。再スタートはいくらでもできるという。現実に自身の下に来る患者の特徴は。
「精神的な孤立をしている人は増えた。会社に所属していても在宅勤務で同僚と接しない。一人ぼっちだと感じている」
どんなことを喜びと感じればいいのか。
「我々は衣食住含めて、満たされている部分はたくさんある。もっと小さな部分に目を向けていく作業が必要。コンビニの少しだけ高級なスイーツとか、ちょっとした喜びを見つけてもらいたい」
大竹は、社会の悩みは対人関係の悩みが多いのではと指摘する。何故、対人関係が悩みになるのか。
「仕事はある程度コントロールが可能。対人関係はそれと違ってコントロールができない。その点で、悩みの種になることが多い。元々あったことだが、インターネットが進んだことで、人間の脳の処理速度と比べて短時間に高容量のものを移動させることができるようになったので、世界全体で仕事量が増えた。そのストレスをぶつける人も、比例して増えた。」
では、悩んでいる人に対して井上は何を提案するのか。
「恐怖を感じている場所から離れることをオススメする。ただ、抵抗を感じる人はおおい。一旦休んで、そこから仕切り直す。休んだ後の環境の調整について、産業医の立場から、会社に調整を申し出る。会社を辞めることも一つの手」
大竹は、大竹流のストレス解消法があるという。
「俺なんか、これはもうと思うことがあったら、その日は忘れられないけど、このこと考えるのやめた!将来、どっかから結論がやってくるだろうって思って、美しい女性のヌードを思い浮かべたり、美味しいものを食べたり、切り替える手を使う」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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