『岩本勉のまいどスポーツ』にJRA5年ぶりの女性ジョッキー生出演 古川奈穂騎手が初勝利語る

『岩本勉のまいどスポーツ』にJRA5年ぶりの女性ジョッキー生出演 古川奈穂騎手が初勝利語る

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この春で放送15周年を迎える文化放送『岩本勉のまいどスポーツ』
3月15日の放送では、2006年の番組スタート時に5歳だった女の子が
日本中央競馬会(JRA)5年ぶりの女性騎手として生出演(リモート)。
オンエア2日前に初勝利を挙げたばかりの二十歳のジョッキー、古川奈穂騎手に、競馬界に飛び込んだ経緯、騎手デビューレース、初勝利についてお聞きしました。

目次

  1. 騎手になるため高校中退~競馬学校での日々
  2. 初騎乗~ガンちゃんも共感する緊張の場面とは
  3. 重圧を乗り越え初勝利~夢はGIレース騎乗
  4. ガンちゃんのプロ野球・オープン戦解説

騎手になるため高校中退~競馬学校での日々

小学6年生の頃から競馬ファンになった古川奈穂騎手。
将来の進路として、獣医かJRA職員を見据えていましたが、高校1年の2016年に藤田菜七子騎手がデビューしたことで、ジョッキーを目指したそうです。

「馬がかわいくて撫でたりしてるんですけど
 馬にまたがってからは、
 人がしっかりコントロールできるように、という
 強い気持ちで乗ることを心掛けてます」


また、競馬学校(全寮制)では週に一日(日曜日)しか外出できないため、
一週間分のお菓子を購入し、計算しながら食べた
――という思い出も披露してくださいました。

初騎乗~ガンちゃんも共感する緊張の場面とは

デビュー戦は今月6日の阪神競馬第1レース。
(3歳未勝利 ダート1,800m/11頭立て 10着)

古川騎手が最も緊張したのは、レース前のパドック(観客が馬を観察できる下見所)で馬にまたがった時とのこと。

プロ野球でピッチャーとして活躍したガンちゃんも現役時代に一番緊張したのは、試合前に投球練習をする「ブルペン」にいる時だったそうで、アスリートとして共感する場面が見られました。

重圧を乗り越え初勝利~夢はGIレース騎乗

初勝利は3月13日の阪神競馬第6レース。
騎乗したバスラットレオンは1番人気だったことから、大きなプレッシャーがあったそうですが、見事逃げ切り勝ち!

また13日は、コロナ禍において無観客開催が続いていた阪神競馬場で観客入場が再開された日でもあり、ゴール時に拍手が聞こえ、格別の思いがしたそうです。

競馬ファンが見守る中での初勝利達成にガンちゃん「持ってるわ」古川騎手の強運を指摘しました。

古川奈穂騎手の新たな目標は「次の1勝」
いつか叶えたい夢は「GIレースで勝つこと」と力強く宣言!

生放送の限られた時間の中で
 ガンちゃん山田弥希寿アナウンサーは
 すっかり古川騎手のファンとなり、
 今後の活躍と夢の実現に期待を寄せました。

放送では、競馬学校の女性の割合について
「数パーセントの世界ですよね?」――と話すガンちゃんに対して
山田弥希寿アナウンサーが
「スーパー銭湯?!」と聞き間違える場面も。

古川奈穂騎手は「数パーセント」
 番組スタッフの一部は「スーパー銭湯」と聞こえていました

ガンちゃんのプロ野球・オープン戦解説

番組オープニングトークでは
プロ野球オープン戦で注目されるピッチャーの投球を
ガンちゃんが解説しました。

12日は、千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手が
中日戦でプロ入り初の実戦登板。
1回を三者凡退に抑えたデビュー登板に
「お披露目といった意味では
 100点満点のド迫力ピッチング。
 いきなりこのインパクトを残せるというのは普通じゃない」
と高く評価。

一方で、試合後の佐々木投手が残した
「楽しかった」というコメントに対しては、
厳しいプロの世界では口にすべきではない言葉――と
指摘する場面もありました。

14日は、東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手が
DeNA戦で5回4安打1失点の好投。

ガンちゃんは田中投手の日本球界復帰に際し、
日本のバッターがジックリとボールを見極めてくるのに対して、
早打ちが多いメジャーリーグの打者との対戦に
慣れ過ぎていないか、と不安を抱いていましたが、
杞憂に過ぎなかったと実感。

開幕に合わせて着実に調整を進める田中投手の投球は
チームやファンの大きな期待を背負う
日米通算177勝投手の責任を果たす好投と解説しました。

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