【西武】期待の育成・長谷川が二塁手特守、「形はきれい」と名手・辻監督も評価(ライオンズナイター)
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宮崎・南郷春季キャンプは最終クール4日目、雨のため、室内で練習が行われた。
午後は個別強化のメニュー。シャドーピッチングやバッティングなど、各選手それぞれ練習を行う中、ひたすら“ゴロを捕球し、送球” する背番号「122」の姿があった。育成の長谷川信哉選手だ。
黒田コーチがゴロを転がし、そのボールを捕球。捕球後の右脚、左脚の動きを確認する。内外野を守っている姿のある長谷川選手だが、今日は二塁手として送球練習を行った。
そこに、二塁手としてゴールデングラブ賞を8度受賞している辻監督の姿もあった。このキャンプで何度も長谷川選手に守備の指導をしている。辻監督、黒田コーチの身振り手振りを交えた指導を真剣に聞き、実践していた。
「今までの形だと送球、補球が安定していなかった。」と話す長谷川選手。
辻監督、黒田コーチの指導を受け「捕球後に右脚、次に左脚と順に着地することで、良くなりました。監督、コーチからも形は綺麗だからそれを続けていこう、と言っていただきました。」こう振り返った。
さらにこのキャンプを振り返り「ひとつのきっかけで良くなったり、悪くなったりするということが分かりました。」
今日の守備練習でも、ひとつ良いきっかけをつかんだようだった。
(文・山田弥希寿)
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