岸田政権が菅政権の失敗から変えようとしている4つのこと:二木啓孝が解説

岸田政権が菅政権の失敗から変えようとしている4つのこと:二木啓孝が解説

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衆議院で新年度予算案の審議が進む中、岸田総理の答弁の傾向が見えてきた。野党質問には明確に答えず、その後の与党質問で政府方針を発表するのが定番になりつつあるという。2月16日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、このニュースを取り上げ、ジャーナリストの二木啓孝氏が岸田政権が菅政権の失敗から変えようとしている4つのことを解説した。

岸田政権が菅政権の失敗から変えようとしている4つのこと、1つ目が「数値目標を掲げないということ」

二木「ワクチン接種100万回打つといったのは最近。それはなぜかというと、去年、菅氏が1日100万回打つんだといって、河野ワクチン担当大臣がふらふらになった。100万回というと、いつになるんだと言われてしまう。」

2つ目が「官僚を支配するのではなく、お友達にしようという考え」

二木「菅氏は恐怖支配していたんですが、岸田氏はお友達に意見を聞くようになった。その結果、官僚たちがサボタージュしている」

3つ目が「聞く耳を持つということで方針をどんどん変えること」

二木「菅氏は頑固として変えなかったところで、岸田氏からするとドツボにはまったというのがあります。岸田氏は聞く耳を持って、色でも形でも変えてしまう。逆にいうと芯が見えない。軽い総理に見えちゃう」

4つ目が「公明党との関係がしっくりいってないこと」

二木「公明党との関係は、パイプ、人脈がないとうまくいかないんです。こうした4つの点を挙げましたけど、これが吉とでるか凶とでるかわからないなと思ってます」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。二木啓孝氏は毎週水曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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