砂山圭大郎「土曜日に飛んで月曜日にまた飛ぶという感じで連戦だった」高梨選手の失格の要因は?
2月9日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、北京オリンピックの特派員として北京に移動している砂山アナウンサーとリモートでトークし、高梨沙羅選手の失格処分について現地からの声を伝えた。
現在、そこまで寒くないと言いながら、気温は2度ほどだという北京。2月7日の混合団体ノーマルヒルにて高梨沙羅が失格になった件を知っているか大竹に問われると、
「失格になる選手がいることはたまにあるが、こんなに失格選手がオリンピックで出るとは思わなかった。順位が大きく変わりましたし、試合が壊されたとドイツの監督が怒ってたという話も聞いた」と現地からの声を伝えた。
太もも回りが規定より2センチ大きかったという話だけど、そんなの飛ぶ前にチェックできなかったの?という大竹の疑問には、
「飛ぶ前のチェックもある。全員をチェックするわけではなく、ランダム。あえてギリギリのところを攻める選手もいただろうが、高梨選手は土曜日の個人ノーマルヒルで着ていたものと同じもので飛んでいる。ただ、試合の間隔が短い。週末にやったら次の週末にまた試合という間隔で普段やっているのが、土曜日に飛んで月曜日にまた飛ぶという感じで連戦だったので、身体がその分細くなってしまっていたのではないかというのが一つ。もう一つは、高地での試合だったので、身体の反応がいつもと違うということもあったのでは。ウォーミングアップして、筋肉が膨らんでちょうど身体にフィットする大きさで作られているサイズだったのが、そこまで筋肉が膨らまなかったという話もある。寒さもあるかも」と分析した。
「ほんの少しの大きさで風の抵抗が違うらしい。ギリギリを全員が攻めている。高梨選手だけでなく、他の国もこれだけ失格者が出ているというのは、本当にチェックの厳しさもあるのかも」
大竹は、「正確さも大事だけど、全員をしっかり事前にチェックして欲しい。飛んでから後で言われてもねぇ」とこぼした。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。