菅義偉前首相が出演!「派閥は作る?」「これから何する?」「岸田政権どう思う?」いろいろ聞いてみた

菅義偉前首相が出演!「派閥は作る?」「これから何する?」「岸田政権どう思う?」いろいろ聞いてみた

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2月3日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)に、なんと第99代総理大臣を務めた菅義偉氏が出演。政治アナリストの伊藤惇夫氏が「これから派閥を立ち上げるのか?」「岸田政権のコロナ対応どう思うか?」「総裁選不出馬の理由は?」など気になることを聞いていった。

岸田政権のコロナ対応どう思う?

伊藤「今、岸田政権です。3回目のワクチン接種がOECD(経済協力開発機構)の中で一番遅いとか言われてますけど、岸田政権のコロナ対応をどう評価していますか?」

「新しい内閣を作ってスタートするわけですから、そこは慎重にやってるんじゃないですか。ただ私はできるだけ3回目のワクチン接種は早くしたほうが良いということは何回か政府に申し上げています」

伊藤「目標を立てて遮二無二行くというのが菅流だったと思うのですが、ちょっと対応が違う気がしますよね」

「やり方が違うのかもしれませんね」

総裁選不出馬の理由は?

伊藤「官邸を去られる決断をされた。要するに総裁選に不出馬宣言されました。あの時、自民党の中で、菅政権に対する支持率が下がっている、総選挙が近づいている、菅総理の元で選挙をやるのは自分たちにとって不利だなという妙な空気が広がって、それが何かの作用を及ぼしたんじゃないかな?と思うんですがどうですか?」

「それは、正直言ってあります。ただ私自身、(2020年9月の)総理に出馬する際には進んでやるつもりは当時はなかったんですよね。やはりコロナ対策をやってましたので、それと私の頭の中にあったのは一昨年の4月~6月期のGDPが緊急事態宣言を全国に出したことで、-28.1%下落しているんですよね。これは戦後最大の下落でした。そういう現状をわかってましたので、やったほうがいいんじゃないということで立候補するわけですけども、それと同時に9月12日、総裁選は9月17日に公示になるんですけど、そこまでに緊急事態宣言を解除する。それができない中で総裁として、総裁選挙はやるべきじゃないと思ったんです。そういういろんなものがありました。9月12日を決める時からここまでで勝負したいと思ってましたのでそこで緊急事態宣言を延長せざるを得なくなったんですよね。それが一番大きかったですね」

これからどんなことをする?

伊藤「菅さんは総理の座を下りられましたが、まだまだ存在感は非常に高い政治家ですけど、これから何をやろうと思ってらっしゃいますか?」

「カーボンニュートラルとデジタル化、この2つを柱にですね、日本の経済を立て直す、そうした応援。そして日本の社会は縦割りばかりじゃないですか?私自身これを探し出して変えていくことをやっていきたい」

永田町の関心の1つ、派閥立ち上げの動きは?

伊藤「今、永田町の関心を集めているのは、菅さんは派閥を立ち上げるんじゃないか?という噂が飛び交ってますがどうなんでしょう?」

「それはないです。今、言いましたが、縦割りをあぶり出して解決していく。そうしたことをやっていきたいんです。それには、自民党には法律を作る時、部会を通さなきゃだめですよね。部会を通して、政調会にかけて総務会で決定しますから、それはやはり人数がそれなりに必要となってくることも現実問題としてあります。そういう人たちと一緒にやるのが良いのかなと思ってます」

伊藤「それは、派閥という形でなくて?」

「政策ごとに人が集まって良いと思ってます」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。伊藤惇夫氏はコメンテーターとして毎週木曜に登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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