作曲家 都倉俊一が語る「ニッチもサッチもどうにもブルドッグ」誕生秘話
山口百恵さん、フィンガー5、ピンクレディーなど1970年代の大ヒット曲のメロディーを次々と生み出していった稀代の作曲家 都倉俊一さん。2月1日「くにまるジャパン極(文化放送)」では、都倉さんが作曲したフォーリーブスの「ブルドッグ」の誕生秘話を語った。
野村邦丸アナ「『ブルドッグ』の作詞は2021年5月15日に亡くなった伊藤アキラさんです。伊藤アキラさんはCMソングでは『この木何の木気になる木』、その他、石野真子さんの『春ラララ』、渡辺真知子さんの『かもめが翔んだ日』などの歌詞を手がけました。伊藤さんとの思い出は?」
都倉「伊藤アキラさんはコマーシャルソングの歌詞をたくさん書いてらっしゃって、どっちかっていうと地味な作詞家だったんですね。その伊藤さんから『ニッチもサッチもどうにもブルドッグ』っていうフレーズが出てきた時はビックリしました。どっちかっていうとロマンティックでおとなしい曲が多かった人でしたから…」
邦丸「『ブルドッグ』の場合は、詞が先?曲が先?どっちだったんですか?」
都倉「え~~~~っとね~~~」
邦丸「(笑)もう45年も前ですからね~」
都倉「『ニッチもサッチもどうにもブルドッグ』の歌詞が先だったんじゃないですかね~(笑)」
邦丸「『ニッチもサッチも…』って“キメのフレーズ”ですよね?悩みましたか?」
都倉「(笑)悩まなかったですね。むしろすんなり曲ができたような気がします。こういうキャッチーなフレーズっていうのはね、滅多にお目にかかれないんですけど、ボクの手元に届くとすぐ曲ができちゃうんですよ」
都倉俊一さんはこの他、ここ数年でこの世を旅立たれた同世代の天才音楽家、筒美京平さん、中村泰士さん、なかにし礼さん、酒井政利さん、すぎやまこういちさん、川口真さんの素顔を語ってくれました。radikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
都倉さんは番組の「くにまるさんお客さんですよ」と「くにまるバラエティー」の両コーナーにご出演です。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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