鎌田實「やっぱり人間人生の最期は一人の戦い、個人戦」孤独に生きると孤独を生きるの違いは?〜1月21日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
1月21日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に、医師で作家の鎌田實がゲストに登場し、自身の著書『ちょうどいい孤独』について語った。
孤独“に”生きるのではなく、孤独“を”生きることが肝要だと著書で語っている鎌田。孤独にも、消極的孤独と積極的孤独があるという。それはどういう意味なのか。
「本当は誰かと飲んだりしたいと思っているのに、コロナとかその他いろいろな理由で周りに人がいなくなってしまうのが消極的孤独。積極的孤独は一人時間を楽しめること。ソロキャンプとか、一人で芝居や映画を見に行ったりできること。『渡る世間は鬼ばかり』の橋田壽賀子さんは、友達がいらないと言いながら、シェフやジムのトレーナーとゆるやかな繋がりを持っていた。一人一人がちょうどいい孤独と付き合えることが生活するうえで大事なことだと感じる」
『ちょうどいい孤独』の中で何度も繰り返している言葉があるという鎌田。その言葉とは・・・。
「やっぱり人間人生の最期は一人の戦い、個人戦。そういう意味では、孤独な一人時間をウォーミングアップしておくと、政治なんかの選択を迫られた時でも、みんな空気に流されちゃうけど、もう少し自立することができると思う」
孤独はしていても孤立はしないことが大事と語る鎌田。
大竹も、「みんな、このちょうどいい孤独を、人と比べない自分だけの孤独を見つけられるといいなぁ」と話した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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