ダンサー田中泯、裸で踊ってパトカーに捕まったエピソードを語るー1月18日大竹まことゴールデンラジオ
1月18日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)にダンサーの田中泯がゲスト出演し、1月28日から公開されるドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」を紹介し、日本やフランス、ポルトガルなどにおける自身の踊りについて語った。
すでに映画を鑑賞したというパーソナリティの大竹まことが、「フランスのパリで踊り始めたときの人の反応は日本と違いましたか?」と質問。すると田中は「フランスの人たちは沢山僕を取り囲んで、質問してくれましたね。嬉しかった。どんどんお客さんが増えた。日本は先の見えないものは無視されますよね。僕は裸体で踊って色んな批判をされた。」と言葉を丁寧に選びながら答えた。そして。裸で踊る理由について「踊りをもっと知りたくて、裸という衣装を選んだのです。髪の毛も体毛も全部剃って、個性が無くなりますよね。一番個性的な急所も包帯で巻きまして、踊るとゴロンゴロンと動くわけですけど。そうしたらね、日本で捕まりましたね。」と飄々と告白。大竹が「え?踊ってる最中に捕まったんですか?」と驚いて質問すると、「そうですよ。当時ストリーキングが流行っていて、パトカーが割と大きなシートを準備してるんですよ。シートをバサッとかけられてグルグル~って巻かれて後部座席にポンって置かれました。」と田中は笑いながら回想し、「見ていた人が頭にきて『なんでいけないんだ』って警察署に押しかけてくれましたね」。と付け加えた。
同じく映画を鑑賞したパートナーのはるな愛が「その場その場のお客さんから受け取るもので踊りが全く変わるのですね」と感想を述べたのを受け、大竹が「映画ではポルトガルの路上でうずくまりながら、田中さんは幸せだとおっしゃってましたね?」と理由を尋ねると「そういう状態で居られることそのものが幸せだった。目標に幸せがあるんじゃないんです。」と応えた田中氏。「映画を見てね、俺たちは現代で便利な生活を送ってるけど、本当に楽しいのか。どうやって生きたっていいんだぞ、というメッセージを感じるんですよね」と大竹は熱っぽく語っていた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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