コロナ禍での受験心得!?~1月14日(金)斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!
新型コロナウイルスの「第6波」が全国で急激に拡大する中、16日から2日間の日程で「大学入学共通テスト」が行われた。斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、代々木ゼミナール 教育事業推進本部 本部長の佐藤雄太郎さんに電話を繋ぎ、受験生と職員の現在の心境について話を聞いた。
いよいよ明日から共通テスト。現在の職員の方々の心境は?
―今年の受験生は高校1年生の3学期から2年生にかけてコロナ禍に見舞われた学年、例年に比べて学力や学習の進捗にむらがあったので、職員も講師もあの手この手で色々な指導をしてきた。明日の試験では、今までやってきたことを信じて頑張ってもらいたい。
今年はコロナ禍での2度目の受験。授業内容に変化はあったか?
―授業自体に変化は無かったが、今年は共通テスト2年目という事で、昨年に比べて色々な素材が揃っていた。そういう意味では教え易かった。
コロナ禍での授業、感染対策は?
―教室では蜜を避ける為、座席を間引いた。教室の収容人数が減ったので、校舎内にある個人ブースでも授業を視聴できるよう手配した。また食堂では黙食を奨励、パーテーションを設置した。質問等、生徒と講師のやり取りもパーテーション越しに行うようにして、飛沫感染しないよう細心の注意を払った。
共通テスト直前に文科省が「救済措置」の変更を発表したが、受験生に動揺は見られたか?
―発表のタイミングがあまりにも直前だったので、受験生は変更の内容に関係無く、頑張らねばと言う思いだったと思う。一方で国公立の受験生は、共通テストを受けられなかった人と受けた人との差がどうなるのか、二次試験で各大学がどのような対応をとるのかといった点が気になっている様子だった。
入試シーズン本番。今、受験生に伝えたい事は?
―コロナ感染が急拡大している中、色々不安はあると思うが、まずは目の前の試験に集中して、しっかりと頑張って頂きたい。大事なのは平常心。
旬のニュースをジャーリスティックな視点で掘り下げる文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」は月~金 午後3時半~5時50分に放送中。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。