孫子であきない話              「ビジネスに活かせ!今週の孫子の言葉」

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2022年1月24日(月)放送

ビジネスに活かせ! 今週の孫子の言葉

前回の、「20年先」に壮大な夢を描いて、そこから逆算して、今の行動を明確にするという話の続編。「じゃあ、今から何をすればいいの?」ということについての教えです。

「孫子曰く 之に形すれば敵必ず之に従い、之に予(あた)うれば敵必ず之をとる。」

 

「敵が動かざるを得ないような態勢に追い込めばそのように動くし、敵の利益になるようなエサをまけばそれを得ようとする敵は思うように動くものだ」という意味。要するに、相手の利は何か?をつかんで、先回りして待てばいいということ。

ビジネスに応用すると、「企業経営においては、常に顧客の視点を持って自社の事業を組み立てるということだと考えればいい。」ということ。

このときに、「可視化マップ」と呼ばれる戦略の地図を作るのがいい。
1 「財務の視点」売り上げや利益の目標を設定
2 「顧客の視点」顧客の立場に立って、どういう価値が提供されれば売り上げや利益を自社に与えてくれるのかを考える
3 「業務プロセスの視点」どうすれば実現できるのか。自社にどのような業務プロセスが回れば価値提供が可能なのか。
4 「人材と変革の視点」人の問題や組織体制、教育などを検討。

同じフォーマットで「20年後のビジョンマップ」、「5年後の戦略マップ」、「1年後の戦術マップ」の3つのマップをつくり、自社の戦略の見える化するのです。

 

 

このコーナーをポッドキャストで聴くことができます!

ビジネスに活かせ!今週の孫子の言葉 podcast

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