大久保嘉人さん「熱血Jリーガーと息子の2人暮らしはイエローカードの嵐!?」~1月13日「くにまるジャパン極」
去年の11月に引退されたサッカー元日本代表・大久保嘉人さんが1月13日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)に出演! 川崎フロンターレ時代のお話や、1月7日に亡くなられた母校・長崎国見高校の小嶺忠敏元監督の思い出など、様々なお話を伺った。
中でも特に印象深かったのは、現役時代に歴代最多となるイエローカード104枚を貰った程の激しいプレーヤーだった大久保さんのイメージが、ガラリと変わる著書のお話だった。
野村邦丸アナ「Jリーガー・サッカー人生最後の1年は、古巣・セレッソ大阪で過ごしたわけですが、その時点ですでに大久保嘉人さんには4人の息子さんがいます。で、この本が出てくるわけです。『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』」
邦丸アナは、この本を読んで元気を貰い、出会えて良かった1冊だという。
邦丸「現役最後の1年は単身赴任。俺には難波(での遊び)が待っている!と大久保さんは思っていたかも知れません。ところが、三男の橙利(とうり)君(当時8歳)が『パパと離れるのが嫌だ』と。ちょっとその辺の話をお願いします」
大久保「何回も聞いたんですよ、『何で来たの?』って。そうすると『パパと一緒に居たい。パパと居たらyoutubeも観れる、ゲームも出来る。で、パパは怒らない。宿題もやりなさい!って言われない。だから僕は来たんだよって。あ~でも『賢いな!』と思って。全然怒らないわけでも無いですよ、だけど、お母さんよりかは言わないから、多分わかってたんでしょう、楽っていうのが』
邦丸「それまで奥さんの莉瑛さんがずーっと子育て、特に外国にも行ってるし、Jリーガーとしても忙しい日々を送っていたから家事はほとんどやっていなかったわけですよね?」
大久保「そうです。ゼロです。目玉焼きぐらいしか作ったことないです」
邦丸「なのに、大久保嘉人・橙利の生活が始まったじゃない。目玉焼きを作ると、蓋が欲しいなって時に大久保嘉人は何を使った?」
大久保「手(一同爆笑)。とっさに手が出るんですよね。熱さとかは気になんないんです。
手で目玉焼きに蓋をしました。そのレベルでしたね」
邦丸「お料理は同じメニューは二度と作らない。わけわからないでしょう?それだけ料理が好きかって言ったら料理は好きじゃないらしいんですよ、未だに」
大久保「せっかくなんで、同じ料理を作るのはもったいない。自分のためになんないと思って、1回1回違うメニューで、何でも作れるようになりたいなと思って」
邦丸「本にもね、大久保嘉人作のピカチュウ弁当の写真が載ってるんですよ」
大久保「あれは自分でも凄いなと思いました。それで、橙利は寝てたんで、包んで遠足行く時に渡したんです。それで、遠足の時に『パパが作ってくれた!』って自慢しようと思ったみたいなんですけど、開けたらグチャグチャで、ピカチュウの形も何も無くて、これは恥ずかしくて見せられないと、急いで食べたらしいです(一同爆笑)」
邦丸「洗濯も『どうせ乾燥機付きの全自動洗濯機でやってるんでしょ?』って思ったら、奥さんがそれを許さなかったとか?」
大久保「最初やっぱ「乾燥機付きにして」って言ったんですけど、『それはダメ。自分で干しなさい』って言われて。自分と橙利しか居ないから『それぐらい許してよ』って言ったんですけど、ダメって言われて。畳むのは好きになったんですけど、干すのはマジで嫌でした」
邦丸「炊事、洗濯と来て掃除はどうしてました?」
大久保「掃除は元々嫌いではないから、常に汚くなる前にいつも掃除機をかけてました」
邦丸「ちなみに、横浜の奥様と3人の息子さんが住む自宅にはルンバがあるそうですが」
大久保「それを言っても『ルンバとかを置くな』と。厳しいッスよね~!男2人なのに、それぐらい楽させて欲しいなって思ったんですけど。食洗器も欲しくて奥さんに相談したら『ダメ』。おかしい…何でダメなのかわからん(笑)」
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