おじさんはダースベイダーのように闇落ちしてしまう?杉田俊介氏の提案する「マジョリティ男性」の新しい生き方ー1月11日大竹まことゴールデンラジオ

おじさんはダースベイダーのように闇落ちしてしまう?杉田俊介氏の提案する「マジョリティ男性」の新しい生き方ー1月11日大竹まことゴールデンラジオ

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1月11日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)に「マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男性たち」(集英社新書)の著者、批評家の杉田俊介氏がゲスト出演し、男性であるという特権を持ちながらも、必ずしも幸せと言い切れない「おじさん」たちに起きている葛藤について分析した。

まず、杉田氏は「マジョリティ男性」というのは、「自分たちが生きていることがノーマルだと思い込める人たちのこと」と定義を説明し、空港で例えると「マジョリティ男性」は勝手にドアが開くが、女性や性的マイノリティなどの人たちは一個一個手荷物検査や資格の審査を強いられている、とした。

このような「マジョリティ男性」たちが持つ特権性や暴力性が社会問題となる中、杉田氏は、「多くの男性は反省しなければと思ってはいる。実は上から目線で、当事者から指摘されるとキレる。いわゆるスターウォーズのダースベイダーのように闇落ち状態になってしまう中高年男性、おじさんが多い」と語った。

一方で、「おじさんたちは特権があるけれど、それを維持するために抑圧もうけている。男らしく家族を養わないといけない、弱みを見せてはいけない、など必ずしも自由でも幸せでもない。もっと自由な生き方もあるかもしれない。」とおじさんの辛い面を説明すると、パーソナリティの大竹まことが「ガンガン胸に刺さる」と苦しげな声で同調。

また、大竹が「(曜日パートナーの)はるな愛みたいな生き方もありますもんね」と言うと、杉田氏は「女性や性的マイノリティの方たちがいろんな生き方の実践を見せている中で、おじさんは取り残されている。社会的にも生物学でも男性、女性とはっきり分かれず、グラデーションにっているのが当たり前。それが生物としての真実に近いと思っている。複雑な性のあり方を驚いて楽しむようになった方が面白いのではないか。自由になれるのではないか」。とおじさんの新しい生き方を提案。はるな愛も「人の人口の数だけ人生があるんですものね」と同意していた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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