コロナ新規感染者数急増―沖縄のホテル業界に与える影響は?~1月7日(金)斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!
政府は7日、新型コロナウィルスの感染が拡大している沖縄、広島、山口の3県に「まん延防止等重点措置」を適用する事を決定した。「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、これら3県の中でも新型コロナウィルスへの感染者数が圧倒的に多い沖縄県に注目、沖縄県のホテルパームロイヤルNAHA国際通りの総支配人 高倉直久さんに電話を繋いだ。
沖縄県では7日、新型コロナウィルスの新規感染者数が1414人となり、2日連続で過去最多を更新したが、宿泊予約に影響は出ているか?
―今日は特にキャンセルが多く、既に80件近いキャンセルが出ている。予約を受けた11月頃は新規感染者数が0人の日もあり、このまま終息に向かうのではと期待していたが、このような状況になり、キャンセルが続出している。
今回の感染拡大が経営に与える影響は?
―ここまで感染が拡大してしまうと渡航者は激減すると思われる。見込んでいた売り上げが無くなってしまうので経営はかなり厳しい。これから1、2か月は様子見の状態が続くと思う。
政府や県に望む事は?
―雇用調整助成金を延長して頂きたい。またホテル業界には金融機関から借入をしている中小企業が多いので、返済の猶予を頂けたらと思っている。沖縄は観光立県なので、県としてもそうした点を踏まえて、様々な判断をして頂きたい。
感染は米軍基地から広がったと見られているが、この点についてはどう思うか?
―やはり米軍側に、認識の甘さがあったのではないかと思う。初動対応が遅れた為に、感染が広がって今のような状態になった事を考えると、米軍は基地内で感染者が出た時点で、兵士に対して基地外への外出を禁止すべきだったと思う。また政府も米軍に対し、そうした措置を取る様、強く要請すべきだったと思う。
旬のニュースをジャーリスティックな視点で掘り下げる文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」は月~金 午後3時半~5時50分に放送中。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。