中元日芽香「気持ちのアップダウンがしんどいんじゃないかなと思う」就職活動に悩む大学生に寄り添う~1月17日『中元日芽香の「な」』
『中元日芽香の「な」』が、1月17日(月)午前7時に更新され、リスナーと電話をつなぎ、直接悩みを聞く「ちょっぴり長電話」のコーナーで、就職活動についてのお悩みに真摯に答えた。
大学生の就職活動は「大学3年の3月に情報解禁」「大学4年の6月に選考開始」が一般的というが、3年生の時期から選考を始める会社もあるというのが現状だ。今回の相談者も就活で悩む大学生の1人。「就職活動の中で不採用通知されると、自分を否定されている気がする。どういう風に自分の精神状態を保てばいいか悩む」というのは、大学生なら誰しも抱える普遍的な悩みかもしれない。
中元は悩みを聞いて、まずは相談者に寄り添った。
「就職活動というと、合格だったり採用という通知が来た時点でゴールというところがあるが、そこに至るまでが不採用だったりポジティブにとらえづらい通知も多い。毎回ベストを尽くしてエントリーシートや面接に取り組んでいると思うので、今回は行ったんじゃないかな!と思ったのに不採用だったら、気持ちのアップダウンがしんどいんじゃないかなと思う」
自分の感覚と、相手企業からの通知が違っていたりするとどんどん沼にはまっていくという相談者。
「就職活動中にもいろいろな学びがある。自分を見つめる機会にもなりますね」と語る中元。
色々なことがあって、自分のことを見るのが苦手になったという相談者。エントリーシートを書いても、自分は本当にこんな人間なのかな?と思うことが多いという。自分だけのセールスポイントが見いだせないようだ。
中元は、エントリーシートの作り方に対して、「自分はこんな人間ですよと正直にアピールする方法もあるし、企業が求めているであろう答えに則って作る方法もある」と話した。
相談者はエントリーシートを書く上での自己分析において、自分自身について小手先でいろいろできるタイプで、深堀していくと自分に強みが無いと感じているようだ。
「小手先のというか、薄いところがあるという表現にちょっと私もそっちだなと思ったので、私も聞いていて刺さりました」自身も、似たような部分があると中元は語った。
相談が終了した後、中元は相談者の雰囲気からあることを感じ取ったという。
「悩んでいるとおっしゃっているけど、心配させないようにというか軽くお話しされている印象を受けた。相手に深刻な話をするときにニュアンスを少しでも軽くしようとして話す人は、実際のカウンセリングのセッションでもいる。重たい空気になり過ぎないようにという気遣いからきているのかなと思った。たまには、そういう気遣いを全部忘れて泣いてみたり、紙にわーっといろいろ書いてみたり、発散することをしてみてもいい」
相手を気遣う気持ちも大切だが、自分自身を気遣うことも時には必要である。
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。