中元日芽香「カウンセリングは感情が高ぶることもあるし、落ち着くこともある。」カウンセリングの現場での香りや音の使い方とは…?~1月10日『中元日芽香の「な」』
『中元日芽香の「な」』が、1月10日(月)午前7時に更新され、「教えて中元さん」のコーナーでカウンセリングの現場での香りや音の使い方についての質問に答えた。
以前、中元がこの番組で話していた、使い終わった気に入っているアロマの瓶を残しておいて、たまにその香りを楽しむという話題(#9より)から、車内で使っていた消臭剤の香りで当時交際していた彼女との思い出を思い出す。カウンセリングの現場では香りや音を使ったりするのか?という質問のメールに対して中元は、
「カウンセリングの現場で使うのかということだが、印象に残るからこそ、つまり印象を操作してしまうことがあるからこそ、カウンセリングの現場では使わない方がいいよと言われている。たとえばカウンセリングルームでこういう香り焚いていたなとか、こういう音が流れていたなとか、時にカウンセリングの現場で話したことと結びついてしまう。カウンセリングでのセッションはそういったものと独立して会話の内容だけ覚えていてほしいなと思うカウンセラーが多い」と、カウンセリング現場の実情を伝えた。
中元は続けて、香りや音楽の刺激は強いという話を、自身が受けた大学の講義の経験からも話してくれた。
「私が最近大学で受けた講義の一つなんだけど、学校の先生は極力香水を付けない方がいいという話をしていた。香りが一つの刺激になってしまうからだとか。マッサージ等のリラクゼーションに特化した場ならいいと思うが、カウンセリングは感情が高ぶることもあるし、落ち着くこともある。興奮させたり落ち着かせたりする香りを焚いたり、音楽をかけるのではなく、会話の中で完結させたい。もちろんカウンセラーそれぞれ考えはあると思うが、一般的には、カウンセリングの中で用いられることはないと思う。個人的にはヒーリングミュージックやアロマは好きなので、プライベートで楽しむことはある」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。