宮沢賢治の「風の又三郎」は、三又又三が由来!?~1月5日「くにまるジャパン極」
2022年1月9日(日)に新宿バティオスで単独ライブ「【雷雨決行】Vol.3」を開催するお笑い芸人の三又又三さんが、1月5日の「くにまるジャパン極(文化放送)」に登場。三又又三さんのひいおじいさんと、文豪・宮沢賢治との不思議な関係を語った。
三又又三さんの家は、父親が内科の開業医、若くしてお亡くなりになったお兄さんは歯科医さん。と、お医者さんが多い家庭だそうで……
三又又三「ひいじいちゃんから全部お医者さんだし、親戚の9割はお医者さんですね。僕は末っ子で、親父には期待されたことなかったですね」
野村邦丸「そうなの? “周りみんな医者なんだから、お前も当然医者になるんだろう?”とか言われたことない?」
三又「なかったです。僕が幼稚園に入るか入らないかのとき、“お母ちゃん”となかなか言えない子供で、何度教えても“がじゃもん”。“ヘリコプター”を何回教えても“いとととぱー”。それで親父が“こいつは医者になれない”と、ものすごい見切りが早かったみたいです」
邦丸「早いね~」
そんな三又又三さんの曾祖父が、あの文豪・宮沢賢治のお友達だったとか……
三又「僕のひいおじいちゃんが“三又与次郎”っていうんです。宮沢賢治さんってすごい変わり者扱いされていたんですね。だけどひいじいちゃんは、そんな賢治が好きで一緒につるんでいたみたいです」
邦丸「『風の又三郎』という作品が宮沢賢治にあるわけじゃないですか。これは三又与次郎が賢治さんに与えた何かしらがあったの?」
三又「僕は(本名の三又から)たけしさんが“三又又三”と名付けてくれたんです。ところが僕のひいじいちゃんの三又与次郎の三男坊が“三又又三”なんですよ。だから僕、二代目・三又又三なんですよ」
邦丸「本名で、居たわけだ」
三又「ある作家が“『風の又三郎』って不自然ですよね。急に又三郎ってつけるわけないじゃないですか。で、与次郎さんとつるんでいたわけでしょ? たぶん賢治は(三又与次郎の息子の)三又又三から付けたんじゃないですか? じゃないと不自然すぎません?”っていう推理をしている人はいた」
邦丸「宮沢家はなにも言ってないんですか?」
三又「宮沢家は、三又与次郎と宮沢賢治がつるんでいたことは隠そう隠そうとしています(笑) ただ研究本に残っているんです」
邦丸「ファミリーヒストリー級の面白さだよね」
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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