羽生結弦選手、前人未到の4回転半に挑戦 〜12月27日「おはよう寺ちゃん」
12月26日にフィギュアスケート全日本選手権最終日が行われ、羽生結弦選手が4回転半に挑戦。見事優勝を果たした。12月27日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーと月曜コメンテーターの郵便学者内藤陽介氏がこのニュースについて語り合う場面があった。
凄すぎて、次の世代が心配
フィギュアスケート全日本選手権最終日が12月26日に行われ、男子は羽生結弦が2年連続6度目の優勝を飾った。冒頭の4回転半ジャンプこそ両足での着氷となったが、その他のジャンプやスピンは大きなミスなく決め、フリーで211.05点、合計322.36点をマーク。2位に20点以上の差をつけて優勝を果たした。
「右足首の怪我でグランプリシリーズ2戦を欠場し、約8ヶ月ぶりの公式戦出場でしたが、8ヶ月のブランクを感じさせない素晴らしい演技でしたね」(寺島アナ)
羽生選手の演技について内藤氏は「私はダイジェストをあとのニュースで見たのですが、さすがとしか言いようが無いですよね。ただ、羽生さんが突出しすぎていて、2位の宇野昌磨さんや3位の鍵山優真さんなど、次の世代についてはどうなのか」と、次の世代にも注目。
続けて、「絶対王者がいて、その次の世代が育ってこないと寂しい感じがしますよね。宇野さんの合計点295.82点(フリーは193.94点)や鍵山さんの合計点292.41点(フリーは197.26点)が世界的にどれくらいなのかは素人からするとわかりませんし、彼らだけでも銀とか銅メダルを獲れるレベルであれば良いですが、羽生さんが凄すぎて、その辺の底上げについて心配になってしまいますね」と、羽生選手の凄さを語った。
さらに、寺島アナは羽生選手が今回挑戦した「クワッドアクセル」について話を展開。
これについて内藤氏は「資料でいただいた新聞を見たら『死の恐怖を乗り越えて』と書いてあり、それだけすごい技なのだな」と、挑戦する勇気を讃えた。
日本スケート連盟は大会終了後に、来年2月の北京冬季オリンピックの代表を発表。男子は羽生結弦選手、今大会2位の宇野昌磨選手、3位の鍵山優真選手が選ばれた。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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