岡田晴恵「3密という考え方はもちろん、1密でもうつると考えたほうがいい」オミクロンに必要な日本の対策とは~12月22日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

岡田晴恵「3密という考え方はもちろん、1密でもうつると考えたほうがいい」オミクロンに必要な日本の対策とは~12月22日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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12月22日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に、 著書『秘闘 私の「コロナ戦争」全記録』が新潮社より22日に発売された岡田晴恵氏がゲスト出演し、オミクロン株の脅威や、今我々に求められる対策を聞いた。

大竹からオミクロン株への意見を求められた岡田は、

「2021年の12月、今くらいに何を考えていたかというとアフリカでワクチンを打っていない。そこでウイルスが入り込んでいる。検査もろくにできていないという状況の中で当然、新たなる変異株が生まれる。これが新型コロナとして大きな変異を起こした。オミクロンが出てきたのもこれと一緒。欧米、イギリスでは1日9万人患者が出て、ドイツなんかも亡くなる人が多い。どちらもワクチンをかなり打っている国。その中で、今日本でも欧米を見ていたら時間差で来月、再来月とオミクロンが広がっていることを考えなければいけない。ただ、オミクロンは個々の病気としては、弱くなっている。それはすごくいいところ。でも感染力が強いので、一気に広がる。一度にたくさんの患者が出る。軽いとは言っても肺炎にならないだけであれば、医療はひっ迫する。感染者が増えれば、基礎疾患があったり高齢の方の感染例も増える。そういうことを考えると、今こそ行政は医療をきちんとすることが大切。」

では、医療現場をどうすればよいのか・・・

「医療者が巡回できるような条件で患者を見られる大規模施設をつくる。感染対策の入り口として検査をやって血液性状で重症化するかを調べて、CTを撮ってという最初の発熱外来を病院の外に作ることを検査と2本立てでやっていく。こういう医療をオミクロンに向けてやっていくことが必要」

速報として大阪で市中感染との報道が伝えられると、

「市中感染はでるだろうと予測できた。これからオミクロンがすぐに主流になってくる可能性がある。治療のために1月、2月を想定した医療と検査を徹底してもらいたい」

我々がするべき対策は・・・

「水際対策には限界がある。これから広がることを大前提として、今までのコロナウイルスと別物と認識すること。エアロゾル感染が強くなっている。3密という考え方はもちろん、1密でもうつると考えたほうがいい。換気を今まで以上にすることが大切」と、換気の大切さを改めて説いた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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