首都直下地震の可能性は?…二木啓孝が地震学の権威に直撃 12月22日「くにまるジャパン極」

首都直下地震の可能性は?…二木啓孝が地震学の権威に直撃 12月22日「くにまるジャパン極」

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マグニチュード9クラスの巨大地震が北海道や東北地方の太平洋沖にある日本海溝、千島海溝沿いで起きれば最大で20万人近くが死亡するという政府の被害想定が公表された。こうした中、東京大学地震研究所の地震予知研究センター長の平田直氏に、昨日(12月21日)取材したばかりだというジャーナリストの二木啓孝氏が12月22日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、地震の取材で驚いたことを話した。

二木「今から話すのは、平田先生の受け売りです。まず、よく言われているのが首都直下地震がだいたい30年以内に70%で来るというもの。これは、実は確率を言ってるんじゃないんですね。過去の関東の大きな地震がどの頻度で起きたのか?過去のデータによるもの。過去200年間にマグニチュード7が関東で9回起きている。そういった過去のデータを統計で割り出すと、30年以内に70%で発生するという話になる」

野村邦丸アナ「確率じゃないんですね」

二木「あと、なんで首都東京で起きるか?というと、プレートの交わる点がちょうど東京にあるということ。太平洋プレートという大きな岩盤がギューッと海側から(日本列島のほうに)押してくるわけです。フィリピンプレートも押してくる。これをユーラシアプレートが上から踏ん張ってる。ちょうど、この交点の所に東京が来ている。これが大きい」

二木「産学官民(産業界、学校、官公庁、民間)で連携するようにしていこうと。早く体制を取ることで被害を少なくしていきたいという話ですね。」

邦丸「今のうちに、防災を手厚くすることができるんじゃないかと、学者の先生もおしゃってました」

二木「アメリカの大統領だったケネディ氏の言葉で”雨漏りの屋根は天気の日に直すんだ”というものがあります。そういう話なんです。ぜひやって欲しいですね」

 

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。二木啓孝氏は毎週水曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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