大竹まこと「長期的な展望をもってほしい」日本政府の短期的な考え方に落胆〜12月15日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
12月15日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)にて、国土交通省が建設業界の受注実態をまとめ、毎月公表している「建設工事受注動態統計調査」について、平成25年度から実態よりも過大な数値になっていた問題について番組で取り上げ、大竹が自身の考えを語った。
同じ業者の受注実績を二重計上する形で推計していたことが要因。この統計は国の経済政策の判断材料となる国内総生産(GDP)の算出などにも使われ、影響が及んでいる可能性がある。と、砂山アナウンサーからニュースを紹介されると、
大竹は「なんでわかったんだろうねというのもあるんだけど、この書き換えはGDPの数字にも影響したんでしょ?GDPの数字を結果的には押し上げてると。2013年、安倍、菅政権の10年間。色々なことがあった。即時的に効果が出ること、今すぐに結果が出せることに全部的を絞ってやってきたんだろうと思う。それは、長期の展望ではなくて今の数字を上げていこうということ。でも、本当に日本の基幹産業を見ていても展望が短期で会社がつぶれちゃいけないからって設備投資じゃなく内部留保にお金を向けて今を守ろうという意識が強くなっている。そうすると、どういうことになるかというと色々な開発とか遅れていく。それが今の日本の形。政治家の人も目先のことだけじゃなくて長期的な展望を持ってやって欲しい。20年以上も停滞した経済なんてことじゃなくて、もう少し前向きになっていたんじゃない?」と自身の考えを示した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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